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自機操作タイプ フライトアシスト DFM CM ASM サポートDFM ASM CA オンラインモード※最大16人対戦可能 自機操作タイプ スタンダード操作直感的な操作が可能で、墜落しにくい初心者向きの操作方法 めまぐるしい空中戦を充分に感じながら戦闘アクションに専念できる 「飛びたい方向」と「スティックを倒す方向」とがダイレクトに連動する 直感的な操作感覚で戦闘機を操ることができる シンプルな操作でありながら、自由自在に存分に戦闘機を操縦している感覚を楽しめる オリジナル操作細かな姿勢制御もプレイヤーが行う、自由度の高い操作方法 スタンダード操作ではできない、背面飛行の維持や横倒し状態での飛行ができる 機体の上下を反転させてから旋回できるので、下方向への旋回が「スタンダード操作」よりかなり速い シリーズでの「スタンダード操作」にあたるので、経験者は初めからこの操作方法を選んでも問題はないはず フライトアシスト フライトアシストONにすると墜落しにくくする機能が働く(地表激突時に平行に戻ろうとする力が発生) ONにすると障害物に接触しても機体が損傷するのみ ON、OFFはゲームの途中でいつでも切り替え可能 DFM DFMDFM=Dog Fight Mode=ドッグファイトモード、今作の肝。 Fighter、Multiroleのみ可能でヘリ以外の航空機に使用ができる。 敵機を正面に捕らえるとサークルが発生、LR2同時押しでモードに移行。 追尾機能が強化され振り切ることは後述のカウンターマニューバ以外では難しい。(速度調整ができればトンボ+αで可能) 中央のサークルは敵機との距離で変化、近ければ大きさが増加、遠いと小さくなる。 サークルに捕らえ続けるとゲージ増加、外れるとゲージが急激に減る。 ゲージが貯まり、サークルが赤になると高誘導ミサイルが発射可能。(普通に撃つだけ) この時に中央に敵機を捕らえた状態で発射するとクリティカルとなり2倍のダメージになる。 この状態で特殊兵装も使用可能、武装によっては性能が大幅に変化する。(例:外付けバルカンだと威力が更に2倍に) CM CMCM=CounterManeuver=カウンターマニューバ、上記のDFMをやられた際の反撃手段。 DFM相手にはF,Mでしかできないがミサイルに対してのみHeliでも可能。(後述) 速度を後ろの敵機とほぼ等速程度まで落とし、赤と緑の三角が交差した状態で機体を水平>LR2同時押し。 相手の後ろに切り返す演出の後、DFMをしかけることができる。 ただし演出中でも攻撃は食らうので注意。 CMへの切り替えしとしてCAされた瞬間にLR2同時押ししつつ機銃押しっぱなしで演出中の相手に機銃を全段ヒットできる。 ヘリの場合はミサイル警告>三角表示された際にLR1同時押しで可能。 ミサイルをほぼ95%避けることができる。 避ける際に注視(L2)や特殊兵装、機銃での攻撃も演出中でも可能。 ただし回避直後はマニューバを再度入力できない硬直があるため、ミサイルのずらし押しには弱い。 側面からずらし押しされると回避が困難になるため注視+機銃orロケットで続く第二射を撃墜するといい。 ただし遠距離からの高誘導ミサイルなどはマニューバのタイミングが完璧であっても極稀に当たる。 ミサイルに対してのみ発動できるため機銃やロケットには弱いことにも注意。 ASM ASMASM=Air Strike Mode=エアストライク、対地表攻撃の肝。 Multirole、Attacker、Bomberのみ可能。 地表にあるターゲットにコースに沿って機銃威力増加、全てのリロード速度大幅上昇の状態で攻撃ができる。 可能な状態になるとターゲット密集地帯への進入コースが赤い逆三角で表示。 これをターゲット指定して近づくとサークル出現、LR2同時押しで爆撃コースに入れる。 コース突入時は一気に切り返すため攻撃を避けやすい反面、DFMを仕掛けられている状態だとコースに突入不可能になる。 コース上では著しく回避行動が取りにくいため正面、背後に回られると危険。 味方がASMに入ったら援護をすることで効率の良い爆撃が行える。 スキルのグローバルASMを取るとロックした地表物に近づくとDFMに近い擬似ASMが可能。 単機にしか仕掛けられないが硬い目標物(Base)には効力が高い。 サポートDFM ASM サポートDFM ASM近くに居る味方がDFM、ASMを仕掛けている時に十字キーの上(DFM)か下(ASM)押しっぱなしで味方の背後から同じ目標に仕掛ける。 誤爆に気をつければ火力が上がるため確実に撃墜ができる。 CA CACA=ChainAssault=チェインアサルト DFM時に敵を撃破した際、進路上に背後を見せている敵機が近いと発生。 続けてその敵にDFMを仕掛けることが可能。 オンラインモード※最大16人対戦可能 首都攻防戦2つのチームに分かれて、相手チームのHQ(司令部)を攻撃し、破壊することをめざします。 ドミネーション2つのチームに分かれて、拠点を占領して得られるスコアを競います。 デスマッチほかのプレイヤーを撃墜して獲得したポイントや撃墜数を競います。 ミッションCO-OPほかのプレイヤーと一緒にミッションに挑みます。
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アイマスピッツ 作詞/82スレ230 「じゃあね」なんて言わないで 「またね」って言って 私のものにならなくていい 側にいるだけでいい あの子にもしも飽きたら すぐに呼び出して ルララ 宇宙の風に乗る
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このページはこちらに移転しました アイマスピッツ 作詞/82スレ230 「じゃあね」なんて言わないで 「またね」って言って 私のものにならなくていい 側にいるだけでいい あの子にもしも飽きたら すぐに呼び出して ルララ 宇宙の風に乗る (このページは旧wikiから転載されました)
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エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー(Part2/2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 11-93、229~234、 13-56~69・71~78・121~129・134、当サイト内差し替え・追加スレッド-93 93ACE5 孤空からの眼差しsage04/12/2418 54 12ID LYd6gcQN 孤空からの眼差し SOLITAIRE 2010/12/11 「ベルカ北西部を偵察」 ベルカ公国北西森林地帯の鉱山施設を偵察。 第8492飛行隊とユークトバニア軍との関連が明らかに。 サンド島中隊、オーシア大統領直属特別部隊に任命。以後、ラーズグリーズ部隊と呼称。 北ベルカのレーダーが張り巡らされている高山地帯をブレイズはたった一人で飛んでいた 今回の任務は先の通信によって得られたものの正体、15年前の核弾頭が眠り続ける鉱山施設 popsから通信が入り「本来空を飛ぶということは孤独なことだ」と諭される その通信を聞きながらもブレイズはレーダー網を網の目のようにくぐり鉱山地帯に向かっていった 鉱山施設のすぐそこには数機の戦闘機が止まっていた、鉱山の入り口と戦闘機を丁寧に カメラに収めて行くブレイズ 「あの戦闘機は何だ!?見たこともないエンブレムだ…」 鉱山施設に駐留していたのはグラーバクであった、偵察を終えたブレイズはすぐさま戦闘機動へ移行し 離陸してくるグラーバクを振り切り逃亡した… 偵察写真には施設に掲げられたユークとベルカの旗が鮮明に映し出されていた…。 ユーク軍が核を持ち出そうとしているのは明らかであった。 229ACE5 封印1/2sage05/01/0618 51 38ID OVwv4JEc 封印 CLOSURE 2010/12/12 「戦術核兵器を封印」 偵察映像の分析から戦術核兵器の存在が判明。 ラーズグリーズ部隊は鉱山施設を破壊、戦術核兵器の地中への封印に成功。 オーシア軍とユークトバニア軍への搬出数は不明。 前日の偵察行動により、ケストレル艦隊はユークトバニアとベルカが共に鉱山から 15年前生き埋めになった「戦略核弾頭」を発掘している証拠を手に入れることが出来た。 救出された大統領、ベルカの暗躍、戦争が終わるのは後もう少しだった…。 ベルカの核を封印すべく、ラーズグリーズは鉱山を完全に使用不可能にするために 再び北ベルカの鉱山地帯へと出撃した。 「隊長、今度はレーダーを気にしなくていいから楽ですね」グリムがブレイズに言う 「ブレイズ、グリム、油断しないで」ナガセはグリムとブレイズに注意を与えつつブレイズの横を飛ぶ 鉱山地帯ではすでに警戒態勢が取られていた、昨日の奴が今度は攻撃に来たということは簡単に 理解できたであろう。 230ACE5 封印2/2sage05/01/0618 56 35ID OVwv4JEc 「この山、写真で見たよりもずっと薄気味悪い…」グリムが吐きもらす 「ベルカは15年間もここに核を…」 「核のことは考えただけでも恐ろしいんです…、自分の想像を超えている…」 「15年前自らの町を焼いた核にいまだに固執し続ける彼らの感覚は俺の理解を超えている」 スノーの言っていることは誰もが理解できた、自らを焼いた炎にいまだにすがりつく彼ら… 15年前彼らに鉄槌を下したユークとオーシアを焼きはらわんとする彼らの憎しみ… 「核弾頭はどうなってる!?」下ではベルカの部隊が核の無事を確認していた 「大丈夫だ、グラーバクの連中がすでに持ち出した」 そう、発掘された分の核弾頭はすでにグラーバクがユークトバニアへと輸出していた… それに気がついた親父さんはブレイズにこう言う。 「すでに、遅かったか…、しかし、その坑道だけは封印してしまおう」 「上の岩盤を破壊して崩落させればいい、二度と核を発掘できないようにするんだ」 その命令を聞いたラーズグリーズはすぐさま鉱山の崩落作業に取り掛かる、ベルカもこれには黙っていなかった 彼らはすぐさま数機の戦闘機をよこしてこれを阻止しようとするが、すでに歴戦の英雄というに ふさわしいラーズグリーズにはそれも無力だった。 数回にわたる攻撃により、岩盤は崩壊し、核弾頭をその腹に蓄えた鉱山は崩落した… 北ベルカの核弾頭はこの攻撃により、発掘不可能となった。 すぐさまケストレルへと帰還するラーズグリーズ、彼らにはユークの核を止めなくてはならない 任務があった。 231ACE5ラーズグリーズの亡霊1/4sage05/01/0619 12 24ID OVwv4JEc ラーズグリーズの亡霊 GHOSTS OF RAZGRIZ 2010/12/16 「レジスタンスが核兵器を解体」 ベルカ公国からユークトバニア軍に搬出された戦術核兵器をレジスタンスが奪取。 ユークトバニア北部峡谷地帯のアジトで解体に成功。 ラーズグリーズ部隊は峡谷においてオヴニル戦闘機隊(ベルカ公国アグレッサー部隊)と交戦。 ケストレルに入った秘密通信、それはブレイズたちに当てられているようだった 「誰がこんなことを?」ナガセが疑問を口にしつつ、彼らは通信の内容を読み取る そこには、ユークトバニアの反政府レジスタンスがユーク軍から核弾頭を奪取したということがあらわされていた。 この情報を元にラーズグリーズは真偽を確かめるべく、ユーク北部へと出撃する。 渓谷地帯、高度1000フィート以上はミサイル防衛網により飛行できなかった、そのため 渓谷の間を縫って飛ぶ彼ら、そのとき通信が入る 「飛行機?よかった!本当に来てくれたんだ!あの人のいったとおりだ!」 通信の向こう側の青年は歓喜の声で話す。 ブレイズたちは彼がアリョーシャというコードネームのレジスタンスメンバーであること、 ユークでは軍事政府と化した政府に反抗する学生や知識人がレジスタンス運動を行っていること、 核弾頭を本当に奪取したこと、をつげた。 232ACE5ラーズグリーズの亡霊2/4sage05/01/0619 14 44ID OVwv4JEc だがナガセには疑問があった、「あの人」とは誰か、秘密通信の内容もまるで自分達を知っているかのような 内容だったからだ。 しかし、その疑問を解決する暇もなく、ユーク軍のヘリ部隊が渓谷内に展開する。 「核弾頭の解体作業は首都工科大学の物理学の院生達が行います、それまで僕達を守ってください!」 アリョーシャからの頼みを聞くとラーズグリーズはいっせいに渓谷内に散らばった。 「解体作業を経験したことは?」ナガセが院生に聞く 「ふふっ、僕達が作ったことのある爆弾なんて、火炎瓶が関の山ですよ」 「理論展開だけなら完璧なんだけどね」 彼らは自虐的な冗談を言いながらこれに返答する。 ラーズグリーズの面々は少々心配な様子を見せるが、ヘリを落とすことに集中する。 放射線測定器がガーガー鳴り響いてるのが通信からも理解できた… 「多少の被爆は覚悟のうえだ…」院生の勇ましい声と共に解体は進んでいた。 途中、通電により起爆装置が作動しかけたり、落としそこなうというアクシデントが起こり そのたびにスノーが寿命を縮めるが、解体は順調に進んでいた。 それと同時にレジスタンスのアジトである渓谷内の坑道施設にユーク軍が侵攻し レジスタンスたちとの戦闘が行われていた、が、ヘリ部隊があらかた掃除されてしまったため レジスタンスが優位な状態であった。 233ACE5ラーズグリーズの亡霊3/4sage05/01/0619 17 06ID OVwv4JEc 「オヴニルが増援に来る!」 ユークの通信ではオヴニルという部隊が増援に来るということを話していた。 オヴニル…、ユークトバニアのアグレッサー部隊である彼らは渓谷を恐ろしいスピードで飛行していた 「連中はラーズグリーズだといっている」隊員の一人が言う 「空戦で確かめるぞ…」隊長と思われる男がそういうと、オヴニルは展開し ラーズグリーズへと向かってきた。 「貴様らはラーズグリーズか?」オヴニルの隊長と思わしき男がそう通信に割り込んで来る これに答えるブレイズ、彼らは即座にこう言った 「ここを死神の墓場とする…」 彼らの飛行技術は本物であり、ラーズグリーズに匹敵するものであった 4機のオヴニルは2機編隊を組み一機を狙ってくる、この戦法に渓谷内部を散り散りになった ラーズグリーズは苦しんでいた…。 迫り来るSu-35、長時間にわたるドッグファイトの末、空に残っていたのはブレイズたちだった。 しかし、オヴニルのメンバーは全員ベイルアウトし、誰一人として死んでいなかったのである。 234ACE5ラーズグリーズの亡霊4/4sage05/01/0619 19 46ID OVwv4JEc 撤退するユーク軍、激しい戦闘を終えたラーズグリーズの面々に、解体が終了したと 伝えるアリョーシャ、それと同時に彼はナガセにメッセージを伝える。 「僕達にあなた方のことを教えてくれた人の名前はわかりません、ですが伝言を預かっています」 「それを聞けば誰だかわかるはずだと…」 「伝言?教えて!」 「『ブービー、いい隊長振りだってきくじゃねぇか』だそうです」 「誰だか…わかりましたか?」 「………えぇ!ありがとう…」 懐かしき彼の生存を確認した旧ウォードックのメンバーは喜びをかみしめ、その場を後にした。 56ACE5 白い鳥2 1/4sage マジすいません05/03/04 16 01 51 ID tD/QvwqG 白い鳥Ⅱ WHITE BIRD[PERT 2] 「アークバード撃墜」 ベルカ公国からオーシア軍に渡った戦術核兵器はアークバードに搭載、 ベルカの手によりユークトバニアオクチャブルスク市への核攻撃が企図。 ラーズグリーズ部隊によりアークバードは破壊、計画を阻止。 先のレジスタンスの爆弾解体後、ケストレル艦隊所属情報収集艦アンドロメダは グラーバクによって持ち出された核弾頭がオーシアにもわたっていることを突き止める。 しかも、その核弾頭は先の爆弾事故により使用不可能になったはずのアークバードに搭載されているという。 「平和の架け橋」として作られた白い鳥…アークバード。 その白い鳥はその胎内に核を積み、ユークトバニア首都へと軌道を変更しようとしていた… 「オーシアのアークバード」による核攻撃、憎しみの矛先はユークトバニアへと向けられていた…。 ブリーフィングを静かに受けるナガセ…。 アンドロメダが再びベルカの暗号指令をキャッチした。暗号コードが変えられていたため解読に時間を要した。 解読内容は以下のとおり「Asat(アークバード)」によるオクチャブルスクN攻撃(核攻撃)開始時刻1400」。 何者かの破壊工作で損傷したアークバードの修復が秘密裏に行われていたらしい。 軌道観測により、事実であることが確認された。アークバードにはすでにベルカの核が持ち込まれている。 アークバードが1400時にユークトバニアのオクチャブルスク市を攻撃するには、一度だけ軌道変更が必要となる。 軌道変更は大気圏上層部への降下で発生する大気摩擦による減速で行われる。その時刻と地点も計算された。 アークバード破壊、これが今回の任務である。チャンスはただ一度、降下時を狙い、アークバードが戦域を離脱する前に破壊せよ。 57ACE5 白い鳥2 1/4sage マジすいません05/03/04 16 03 37 ID tD/QvwqG ナガセはアークバードに憧れていた…、幼い頃から何度もその姿を眺めていた そして彼女は今、高度7000フィートでアークバードを見ていた…。 「アークバードはナガセ大尉の夢だったんです…」グリムが悲しそうに呟く 「だが彼女は撃とうとしているぞ」スノーは自分達の役割を今一度グリムに説く。 攻撃可能時間は数分もなかった、アークバードが軌道変更用のブースターを点火し再上昇すれば 戦闘機では追いつけない…。 漆黒の四機はゆっくりと落ちてくるアークバードをにらみ続けていた。 アークバード降下から1分ほどしたとき、アークバードから「何か」が射出された、それは 観測によれば脱出ポッドだったと…、アークバードの中ではそれに潜入したベルカ人とオーシアの技術者の間で 争いが起こり、技術者はアークバードの起動システムに細工を施し脱出したのであった。 「アドラーよりシャンツェ。奴が逃げた。」 「オーシア人の飛行士か?」 「用済みの技術者だが…。ちくしょう、制御装置に何か細工をして行きやがった。」 ベルカのベース、シャンツェは映像通信を受けすぐに指示を出す。 「そのスイッチを切れ。」 「くそっ、減速した。大気圏に深く突っ込む」 「隊長、ずいぶんと進入角度が深すぎやしませんか?」グリムの言うとおり、アークバード内部で 起こった一連のやり取りにより、アークバードはまさに地球に「堕ちて」来ていた。 隊長機であるブレイズがアフターバーナーを使い一気に上昇すると同時に、四機はアークバードの 後部ブースターに対してミサイルを放った…。 「FOX3!FOX3!」ナガセが叫び、放たれたXMAAはアークバードに向かってゆく… 58ACE5 白い鳥2 3/4sage マジすいません05/03/04 16 04 14 ID tD/QvwqG 「アドラーよりシャンツェ。攻撃を受けている!」 あるはずのない攻撃を受け混乱するアークバード内部… 「なんだと?オーシア軍は我々の手の内にあるはずだ。何者が…。」 「黒いボディ、例のマーク…。奴らだ。オヴニル戦闘機隊の生存者が話していた「ラーズグリーズの亡霊」だ!」 あせった声でシャンツェに事実を伝える彼らには、自分の運命が見えていたのだろうか 「フォーゲルを飛ばせ。撃退しろ!」 アークバードの後部ハッチが開き、無人機が次々と飛び出してくる、 「そんな!元の設計図にはあんなものなかった!!」アークバードの兵器に成り下がった姿を嘆くナガセ 「再点火する前に落とせ!!!」スノーが叫びミサイルを放つ スノーとグリムはすぐさま無人機を引きつける、高度30000フィートで繰り広げられる空戦 ブレイズとナガセはアークバードの装備を剥ぎ取り、必死にブースターを狙っていた 「私はアークバードのことなら良く知ってる。あこがれてよく図面を眺めたから」 「腹側の大きなエンジンが大気圏外への脱出速度を稼ぐためのブースター」 「それを破壊すれば、もう宇宙へ帰れなくなる…」 ブレイズたちに告げるナガセ 「あれを壊しちゃうんですよ、いいんですね?」 グリムがナガセに問うもナガセは答える。 「平和になれば、大統領がまた作ってくれる」 アークバードに取り付けられたレーザーモジュールが彼らを狙おうとするも、ブレイズの放った XMAA(中距離アクティブレーダー誘導ミサイル)によって空の藻屑と消えていた。 59ACE5 白い鳥2 4/4sage マジすいません05/03/04 16 05 44 ID tD/QvwqG 「ブースター損傷…、くそ!このままではプラン1を遂行できない、プラン2に切り替える」 「君たちの栄光は皆が忘れん」アークバードの通信に対し、シャンツェは冷静にもこんなことを言う そう、彼らはどのみち核と共に消える運命にあった。 アークバードはそのすすむべき方向を南へと買えた、その行為が何を示しているかはすぐにわかった 彼らの目標はオーシア領… 「われらの意思は絶えることなく受け継がれるだろう。全砲門開け、有終の美を飾るぞ。ラーズグリーズも道連れだ」 「選ばれし我らはラーズグリーズを超える力を持つ。返り討ちにしてやれ!!」 速度を落としたアークバードはベルカによって加えられたSAMと小型レーザーを全門開放しラーズグリーズから 離れてゆく、ラーズグリーズも高度を落とし、これを追う。 「人間がその使命をねじ曲げた。あなたはもう堕ちなさい!」 悲痛なまでのナガセの叫びだけが空にこだましていた。 後部の複合サイクルエンジンが破壊されたとき、勝負は決まった… 失速し高度を落としてゆくアークバード、補助エンジンに切り替え最後の悪あがきをするも 彼らにはもう何をすることすら出来なかった。 「哀れだ…」スノーがその姿を見て呟いた言葉が全てを語っていた…。 「ありえない…畜生、こんなことありえるか!!!」アドラーは必死に現実を否定するも その声はブレイズによる補助エンジンの破壊と共にかき消された…。 「…ラーズグリーズめ……っ!!」 怨恨の声がこだまする中、アークバードはその身を海へと叩きつけた、そして それから数秒もしないうちに、巨大な水柱が姿を現していた…。 60ACE5 ハートブレイク・ワンsage マジすいません05/03/04 16 11 46 ID tD/QvwqG ハートブレイク・ワン HEARTBREAK ONE 2010/12/23 「ニカノール首相を救出」 ユークトバニア軍部の監禁下にあったユークトバニア首相ニカノールを救出。 ラーズグリーズ部隊、ベルカ公国グラーバク戦闘機隊(第8492飛行隊)と交戦、全機撃墜。 ジャック・バートレット、ケストレルに合流。 再び届けられた暗号は、今までとは違っていた それはラジオ放送の時間と周波数をさしていた、そしてその通信はウォードック宛だったのだ。 暗号が示した時間、皆が放送を聞こうとラジオの前に集まった。 時計が18:00を示した瞬間だった、スピーカーから高い音が聞こえた後に聞こえる懐かしい声 「俺だ!耳かっぽじって良く聞け!」 「ユークトバニア首相ニカノールを救出した、この戦争は彼の意思じゃねぇ!!」 スピーカーから流れる怒号にも似たその悪態声はまさしくバートレットのものだった。 バートレットはレジスタンスと共に首相を救出、ユークトバニア北部の野戦飛行基地より航空機を使い脱出するという ブレイズ一行にその支援をさせるようにと伝え、通信を絶った。 ユークトバニアの野戦飛行基地周辺の草むらに車を隠したバートレットは上空に飛んできたブレイズたちに通信を送る 「今から飛行場まで軽いドライブだ、しっかり援護しろよ」 ニカノール首相とバートレット、そして彼の隣にはナスターシャという陸軍情報部の女性将校が居た 彼女こそ、15年前のバートレットのハートブレイク(失恋)の相手だった そして、約束の時間、レジスタンスたちを率いてバートレットたちの乗った車がいきよいよく走り出す。 その運転はまるで映画のようなもので検問を問答無用でぶち破っていった。 61ACE5 ハートブレイク・ワンsage マジすいません05/03/04 16 24 15 ID tD/QvwqG 「貴方とデートするときはいつも素敵な敵がたくさんね」 「二次元機動は苦手だ、三次元機動がしてぇ」 地上では無駄口がグダグダと流れながら、バートレットたちの暴走走行が行われていた 地上の砲台などをブレイズたちが綺麗に潰し、基地内に潜伏しているレジスタンスが航空機を奪う時間ぴったりに 車は基地の検問をぶち破った。 「こいつはまた懐かしいな」奪った航空機を見てバートレットが言う 「ほこりかぶってるわよ」ナスターシャの怪訝な声が聞こえつつも 「どんな飛行機でも車よりはましだぜ、そら!いくぞ!!」 薬で眠らされてるニカノール首相が眼を覚ましかけたとき、バートレットの動かすその航空機は 信じられない滑走距離で上昇しだす(普通にあの滑走距離だと気絶します) 「レーダーに敵影、…これは」 「懐かしいベルカのグラーバク戦闘機隊だ」管制よりも早くバートレットが言う 「俺はこのまま離脱する、ブービー、一機たりとも逃がすな、全部撃墜しろ」 そういうとバートレットは戦闘空域外へと向かってゆく。 グラーバク戦闘機隊、そしてオーシア所属のアグレッサー、8492飛行隊 「やつらはラーズグリーズなのか?」 「間違いない、オブニル戦闘機隊の生き残りがそういっていた」 「空戦で確かめよう…」 彼らを乗せたF-15M/STDはブレイズたちに問答無用で襲い掛かってくる グラーバクとの激しい空戦にもかかわらず、ラーズグリーズは彼らを落としてゆく 「間違いない、ラーズグリーズだ」 グラーバクのアシュレイがそうつぶやくもすでに遅かった、ブレイズの放ったミサイルにより 彼はベイルアウトせざるを得なくなる。 たった数分間の空戦、しかし、そこには成長したブレイズたちの姿が映し出されていた。 「必ず戻ってくる!!」グラーバクのメンバーは空を飛び続けるラーズグリーズをにらみそう叫んだ 「いいぞブービー、しかし奴ら全員ベイルアウトしやがった、アレはアレで戦闘機乗りの鏡だな…」 バートレットの言葉を聴きながら、彼らはケストレルへと帰還した。 62ACE5 ケストレル艦上にてsage マジすいません05/03/04 16 31 35 ID tD/QvwqG 戦争が始まって第一号の捕虜となったバートレット、しかし彼は収容所に着く前にさっさと脱走していたのだ バートレットとニカノール首相、そしてその隣には謎の女性が居た。 「あの…マダム、なんとお呼びすれば?」ジュネットは戸惑いながらもその女性に聞く 「そうね、少佐でいいわ」彼女は微笑みながら冗談を返す。 彼女が持っていたのはユーク側の情報とある一枚のディスクだった。 ユークの現状もオーシアと変わらず、音もなく起こったクーデターにより政府に入り込んでいた ベルカ人と好戦派の軍人らが政府を好き勝手にしているというものだった。 少佐の持っていたディスクはベルカが持ちえる最後の手段、真の目的が入っているという しかし、その解読にはいま少し時間がかかるものだった。 63ACE5 sage マジすいません05/03/0416 39 05 ID tD/QvwqG ニカノール首相救出より少し前、ハーリング大統領は特殊部隊と共に首都へと発っていた その理由は、首都オーレッドにいる副大統領などの口からではなく、自らの口から真実を公表するためだった 過去、アンドロメダから彼は幾度となく放送を繰り返したが、どれも副大統領らにより敵の謀略として封殺されていた 大統領は特殊部隊と共に首都に自ら乗り込む必要性があった、しかしそれは命がけのこととなる。 大統領はヘリに乗り込む前ジュネットにこう言って笑った。 「まぁ、なんとかやってみるさ…」 64ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 40 47 ID tD/QvwqG 混迷の海 SEA OF CHAOS 2010/12/29 「セレス海海戦」 ニカノール首相の声明に対しユークトバニア軍が分裂。 戦争継続を唱える勢力、首相声明に同調する勢力、オーシア軍、三勢力の艦隊がセレス海で全面衝突。 ユークトバニア軍、オーシア軍の両敵性勢力はケストレル及びラーズグリーズ部隊によって鎮圧。 セレス海上をケストレル艦隊の行く手をふさぐかのようにユークトバニア軍の 侵攻艦隊が海を埋め尽くしていた…。 「総員戦闘配置、前方にユーク艦隊」 「敵艦隊18隻―本艦隊の進路をふさぐ形で布陣しています」 ニカノールがとっさにマイクを取る 「ユーク艦隊の諸君、私は君たちの政府を代表する国家首相ニカノールだ」 「この…」艦の名前を忘れたのか、すぐに小さな声でアンダーセンに艦の名前を確認する 「ケストレル?」 「はい、ケストレルです」 名前を確認するとニカノールは再び演説を始める 「オーシア空母ケストレルの艦上にいる」 「我がユークトバニアとオーシアの間に友情を取り戻すためだ、我々は再び…」 演説の途中に敵司令官の怒号が飛んだ 「艦隊各艦に告ぐ、ユークトバニアとオーシアの間には憎悪しか存在しない」 「元首ニカノールは敵についた、これを敵と認め敵艦もろとも海中へ没セシメヨ!」 艦隊全てがこれを承諾したわけではなかった… 「しかし司令官、仮にも元首のお言葉です、我々だって理不尽な戦いは御免なのです!」 「戦闘の中止を!」 ユーク艦ピトムニクの艦長の願いはかなう筈がなかった。 「我に従う艦は艦隊の前を邪魔するフリゲート艦『ピトムニク』を撃沈せよ、撃ち方始め!」 これと共にピトムニクは炎を上げ沈んでゆく…、味方の放った砲撃により轟沈する同僚艦をみて、黙っていることが出来る者が どこにいるというのだろうか…? 65ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 41 48 ID tD/QvwqG ニカノールとアンダーセンが唖然としてこの光景を目の当たりにする中 一隻の艦が先行しはじめる…、その艦は同時に味方にこう呼びかけた。 「こちら栄えあるユーク海軍ミサイル駆逐艦『グムラク』」 「同僚の撃沈を命じる艦隊司令官とは行動をともに出来ない、我々はニカノール首相を護る、同意する艦は我に従え!」 これに賛同するかのごとく、3隻の艦が艦隊を離れ始める…。 この名誉なき戦争の最大の争いである「セレス海海戦」が幕を開けた…。 「勇気ある彼らを護れ!ラーズグリーズ出撃!」 「元首、あなたは艦を発って下さい」 アンダーセンは戦闘機の発進をさせると同時に、ニカノールにハーリング大統領のところに行くようにと言う 「我々の大統領の元へ、そしておふたりが手を取り合っている姿をテレビ放送に乗せ、世界中に戦争の終わりを示すのです」 ニカノールはヘリの中でカタパルトから射出される、四機の漆黒の戦闘機を見つめていた…。 「今、我々に味方する心が現れた、勇気ある彼らを護れ!」 アンダーセン艦長の勇ましい声、そして艦長がかけたジャーニーホームの音色と共に、 四機は15隻の艦隊の対空砲火の中へと飛び込んでゆく。 「こちらケストレルCIC、敵性艦の識別データを送る、味方に被害を出すな…、出来るな?」 グリムは味方艦を攻撃するユーク艦を見て悲鳴を上げる 「なんてことだ!!味方を撃ってる!」 「離反するユーク艦隊を支援します!」ナガセは低空を維持しすぐさま一隻のフリゲートを沈黙させる ユーク艦隊では相手がたった四機の戦闘機であるということに対しての余裕の念が見えていた、 しかし彼らが相手とするのは「ラーズグリーズの悪魔」と呼ばれた彼らである…。 66ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 42 47 ID tD/QvwqG ケストレルへと向かう一隻の艦が上空のブレイズに対して通信をかけてきた、ユーク艦からの攻撃 を受ける彼らにはそんな暇とてもないが、しかし、確かめたいことだった… 「上空の戦闘機!!ラーズグリーズなのか?!」 ブレイズは自らがラーズグリーズであることを彼らに教えると、歓喜の声と共に返答が帰ってくる 「やはりそうか!こちらユークトバニア駆逐艦チゥーダ、共に戦うことが出来て光栄だ!」 上空のラーズグリーズは彼らのとっての『漆黒の英雄』であり、守護神であった。 合流する艦を守りつつ敵艦を攻撃する…、普通に考えれば不可能なことだったが、彼らはそれをやり遂げていた ハエでも落ちるような対空火器の間を縫い、放たれた矢はいくつもの敵を海へと沈めてゆく…。 「ケストレル!我々も仲間に加わる!!」 艦隊司令にいやいやしたがっていた艦が次々とケストレルに向かい合流進路を取り始める。 「見ろ!戦いが 新たな局面を迎えている!!」スノーは艦隊を見てグリムに叫ぶ 「すみません。新艦隊の姿に涙がにじんできちゃいました…」 「私たちの理解者が現れた。信じられない!」ナガセはそう叫びながら涙を浮かべていた 「全責任は私が負う、射撃開始!」海上ではユーク艦とユーク艦が戦っていた、ケストレルを守らんとする彼ら 「前方『敵艦隊』攻撃を開始する!」 敵性艦となるユーク艦隊では混乱が起きていた…、そして彼らの空を飛ぶものが『漆黒の死神』であることも叫ばれていた…。 それでもなお、彼らの優勢は揺るがず、攻撃は続行されていた。 「ブイストルイ回頭中、明らかな離脱行為だ!」 「何たることだ。同志ではなかったのか?」 「馬鹿どもが、いつから国を売った!?国家に対する重大な裏切りだ!!」 声を荒々しくして叫ぶユーク敵性艦隊の面々、追撃を開始する敵性艦グラナート しかし、追撃を開始しようと転進した次の瞬間、艦首から煙が上がっていた。 「何だあの戦闘機は!一瞬でグラナートがやられたぞ!?」 「たった4機に戦況が覆されるのか…、ラーズグリーズだ!そうだろう!?」 海上には航跡が入り混じり、いびつな模様を作り上げていた… 67ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 44 01 ID tD/QvwqG 「攻撃が可能な艦は我に続け!」ケストレルから発されたこの声と共に 体制を整えた駆逐艦チゥーダ・グムラク・ブイストルイ・ドゥープとイージス艦ブードゥシシイ オーシアとユークの混合艦隊は敵性艦隊に対してようやくまともな反撃を開始する。 「この世で最後の我々の艦隊を守り抜くんだ!」部下を失い続けたスノーの願いでもある言葉が響く 「栄光あるグムラクを敵の手に渡してはならぬ!」敵司令官は背信とも言える行為をとった味方艦を戻そうと必死であった しかし、最初の味方艦グムラクは司令官に従うつもりなどなかった… 「これは背信ではない。それは心に刻んでおけ!」 「こちらグムラク、攻撃を開始する。目標ザーフトラ!」 真に国を愛するものたちは今撃つべきものを必死で捕らえていた、まがまがしき憎しみを持つ者たちを。 「オーシア空母より発光信号『合流ヲ心ヨリ歓迎スル』」 ケストレルにはグムラクやチゥーダの艦上で手を振る兵士達の姿が見えていた… ケストレル艦隊についた艦には艦内放送でジャーニーホームが、平和のための歌が流れてた… 「乗組員にも聴かせてやれ」 「『ジャーニー・ホーム』か…、いい曲だな」 「ああ、本当にいい曲だ…」オーシアの歌を聴き、戦闘をする彼らの姿が、そこにはあった。 ラーズグリーズの神懸った戦闘によりユーク艦隊があらかた沈黙し始めた頃、セレス海上に 待機していたオーシア艦隊がケストレル艦隊に接近する。 「味方艦隊接近中」 「味方とはオーシア艦のことか。ふうむ、無駄かもしれんが援助を要請してみたまえ」 アンダーセンが援助を要請する通信を送るように促すも、帰ってきた返信は情け容赦のないものだった。 「オーシア艦隊は先ほどまでの通信を傍受していたようです、こちらのことをユークと手を組んだ裏切り者といっています!」 ベルカに染まったオーシア艦隊は最初からケストレルを攻撃するつもりだったのだ。 「オーシアの艦から攻撃!新たな敵味方識別データを送る、攻撃を阻止せよ!」 CICメンバーが顔をしかめながらデータを組み上げてゆく、識別データを受け取ったラーズグリーズは皆が叫んだ。 「オーシア艦隊が敵に回った!」と、そんな時スノーが叫ぶ 「仕方ないさ!俺たちはとっくに死んだことになってるんだ!」 68ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 45 50 ID tD/QvwqG オーシア艦隊が攻撃を開始する頃、ユーク艦隊は空母一隻を残し沈んでいた、ブレイズは 自らを信じてくれた艦隊を守るためにすぐさまオーシア艦隊へと向かう。 「憎しみは憎しみしか呼ばん。その結果がこれだ、俺たちに為す術はないのか?」 スノーの問いかけにブレイズは希望はあると叫んだ、信じること、そこから始まると…。 「平和への芽を摘ませるわけにはいかないッ!!」ナガセもグリムももう限界だった 彼らを飛ばしていたのは平和への思いだけだった…、陸から飛んできたオーシアのF/A-22の編隊は ケストレル艦上を飛ぶ一機の戦闘機によって、すぐさまその姿を鉄屑へと変え海に向かって行った… 航跡がさらにいびつさをまし、海上では曳光弾の軌跡が線になるかのごとく飛び盛っていた 海上は船の砲撃によって常に歪み、ファランクスによるミサイル迎撃の爆発が鳴り続けていた。 「ユーク空母アドミラル・ツァネフ、撃沈!」 この声と共に、ユーク敵性艦は全てが海へと沈められた…、そしてオーシアも残すその姿を空母バーベットと イージス艦ハルシオンのみとしていた…。 たった一時間と少しの戦闘で、沈んだ艦船の数は史上まれに見る艦隊数だった…、 「こちらは空母ケストレル艦長、無事に生き残った同志たちへ、おめでとう」 アンダーセン艦長のねぎらいの通信が艦隊に伝えられる。 「旅の終わりは近い、だが決してたゆまず、両国の融和のために最後まで戦い抜こう」 セレスの激戦を終え、ラーズグリーズの夜間飛行も、名誉なき戦争も その役割を終えようとしていた…。 69ACE5sageマジすいません05/03/0416 55 25ID tD/QvwqG セレス海海戦より数時間、解析が終了したディスクに記録されていたベルカの最終手段 それは「戦略核弾頭V2」と「SOLG」というものであった。 戦略核弾頭V2は15年前、自国の町を消し去ったV1の発展型で、たった一発でオーレッドを壊滅させる威力を持っていた。 そして、「SOLG」 ジュネットは少佐との話を思い出していた、SOLGはオーシアが15年前ベルカを攻撃するために作り出した衛星兵器 しかし、完成間際に戦争が終わり建造途中のまま放棄されていたと、アークバードはSOLGを復活させるために利用され ユークはSOLGを完成させないためにマスドライバーを攻撃したと。 SOLGはいつの間にか修理されていたアークバード同様に、すでに稼動状態にあった。 そしてSOLGを動かす司令センターが南北ベルカを隔てる国境地帯、オーシア・ユークの軍が使う武器の半数を出荷していた ベルカのグランダーI.G社の実験施設「シャンツェ」であるということがアンドロメダの解析によって判明していた。 71ACE5sage05/03/0418 02 37ID tD/QvwqG セレス海海戦より数時間、解析が終了したディスクに記録されていたベルカの最終手段 それは「戦略核弾頭V2」と「SOLG」というものであった。 戦略核弾頭V2は15年前、自国の町を消し去ったV1の発展型で、たった一発でオーレッドを壊滅させる威力を持っていた。 そして、「SOLG」 ジュネットは少佐との話を思い出していた、SOLGはオーシアが15年前ベルカを攻撃するために作り出した衛星兵器 しかし、完成間際に戦争が終わり建造途中のまま放棄されていたと、アークバードはSOLGを復活させるために利用され ユークはSOLGを完成させないためにマスドライバーを攻撃したと。 SOLGはいつの間にか修理されていたアークバード同様に、すでに稼動状態にあった。 そしてSOLGを動かす司令センターが南北ベルカを隔てる国境地帯、オーシア・ユークの軍が使う武器の半数を出荷していた ベルカのグランダーI.G社の実験施設「シャンツェ」であるということがアンドロメダの解析によって判明していた。 72ACE5sage05/03/0418 05 12ID tD/QvwqG セレス海戦を終えたケストレル艦隊は、最後の戦いにむけ進められるブリーフィングの中ベルカ潜水艦による 攻撃を受ける、爆音が鳴り響き振動が伝わる、ブレイズたちはすぐさま格納庫に向かった。 その頃管制室では必死の防御操作が行われていた。 「対艦ミサイル第二波接近、弾着まで10秒!」 「駄目です対応しきれません!!衝撃に備えてください!」 ファランクスの合間を縫ってきた対艦ミサイルがケストレルに直撃する、ケストレルはその横腹から 煙を上げ傾いてゆく… 「右舷に浸水!ダメコン急げ!…艦が傾斜するぞ!!」 あわただしくダメコンを作動させる彼らに艦長は苦肉の表情で命令する 「彼らを発進させろ!」 「駄目です傾斜してゆきます!艦が沈みます!」 しかし、艦長は意見を変えなかった 「彼らを打ち出せ、射出急げ!」 「発艦だけはまっとうしろ、射出要員以外は退艦急げ!」 カタパルトデッキには漆黒の戦闘機が上げられていた…。 ブレイズたちが射出されてからどれくらいたったのか、脱出ボートに乗るアンダーセンとジュネット達 「敵潜水艦 撃沈!」 水柱を見ながら船員達はガッツポーズを決めていた、しかし、その後ろで叫び声が聞こえる 「沈む、艦が沈むぞ!!」 皆が振り向くとそこには、炎を上げつつも沈み行くケストレルの姿があった… 兵士達はケストレルに敬礼をしつつ、その姿を見つめていた… 73ACE5sage05/03/0418 06 42ID tD/QvwqG [大統領官邸ブライトヒル/オーレッド 12月30日 22時00分] 大統領の前に詰め掛けた報道陣を前にして、ハーリング大統領は演説を始める。 「私はオーシア大統領ハーリングです」 「戦場にいるオーシア・ユークトバニア両軍将兵の皆さん」 「銃を置いて塹壕をあとにしましょう…」 「私の不在を利用して専断していた者たちから、首都オーレッドは解放されました」 「自由と正しいことを行う権限を奪われていた私は、今こうして黄金色の太陽の下に復帰し」 「そして…、ユークトバニア元首ニカノール首相閣下とともにあります」 「両国間の不幸な誤解は解け、戦争は終わりました…」 壇上に立つ二人の指導者に向けてカメラのフラッシュはけたたましくたかれる 「私はユークトバニア元首にして政府首相ニカノールです」 「戦場にいるユークトバニア・オーシア両軍将兵の皆さん、ハーリング大統領と私とが―」 「肩を並べ、手を取り合う姿をご覧いただきたい」 「大統領の今の言葉は真実です、戦争は終わったが我々にはまだなさなければならない戦いがある」 74ACE5sage05/03/0418 09 07ID tD/QvwqG 「そのとおりです、我々の間に憎しみを駆り立てた者たちは」 「我々のどちらかの国、そこにある大都市の半数を破壊できる兵器を用意しつつあるといいます」 「しかし、我々の友人たちが今、飛行機を飛ばし」 「その企みを阻止するための行動を始めています…」 「破壊されようとしているのは二つの国のどちらなのか、それはわからない」 「しかし、それは重要ではない、どちらの国が被る被害も共通の大きな痛手です」 「両国将兵の皆さん、どうか心あらば―」 「あなたがたの持てる道具を持って、どうか彼らを手助けしてやって欲しい」 「彼らは今…、東へ飛んでいる」 そして、前に出たニカノールは声を大にしてこう訴えた 「なおもまがまがしい武器の力を使おうとする者たちよ、平和と融和の光の下にひれ伏したまえ!」 拍手喝采と共にフラッシュが彼らの姿を捉え続けていた… そして、黄色くスモッグがかかったような雲に覆われた空を四機はシャンツェに向かって飛んでいた。 75ACE5 ACESsage05/03/0418 10 30ID tD/QvwqG ACES(Archer=グリム Chopper=ダヴェンポート Edge=ナガセ Swordsman=スノー) 2010/12/30 「SOLG制御施設陥落」 ベルカ軍がSOLG(戦略衛星軌道砲)に、MIRV(個別誘導複数目標弾頭)である核兵器V2を配備。 ハーリング大統領とニカノール首相の共同声明に呼応した オーシア・ユークトバニア両軍の混成部隊がオーシア信託統治領・ノースオーシア州(旧南ベルカ)に進撃。 制御施設全域を完全制圧。 ラーズグリーズ部隊は制御施設地下トンネルに突入、SOLG制御装置を破壊。 ジャーニーホームの口笛が聞こえる… 「前方、ユーク軍機だ…」グリムが前を飛ぶSu-37の編隊を見つける、それはまっすぐこっちへ向かっていた。 「こちらはユーク第703飛行隊だ、大統領たちの演説を聞いた、君たちにつく」 そういうと彼らはラーズグリーズの側衛につく、そして聞こえる別の歌声… 後方から接近してきたのはオーシアカラーのF/A-22だった 「我々にもその歌を歌わせてくれ、一緒に行くよ」 次々と合流する戦闘機…、そこにはオーシアもユークトバニアもなかった… 「こちらはオーシア空挺旅団第一大隊、旅団長を殴ってきた、手を貸させてくれ」 通信と共にヘリの大部隊が市街地の真上を飛んでゆく。 「ユーク第172爆撃中隊だ、その歌は我々も大好きだ、空中管制機も連れて来た」 後ろから接近するE-767空中管制機 「♪ララーララ~~ 我々の美声を聞きたまえ、こちらは空中管制機オーカ・ニエーバ」 「君たちの言葉で空の眼「スカイ・アイ」という意味だ、君たちのボスから通信が入ってる、中継しよう」 味方の大合唱が続く中、親父さんからの通信が入る。 親父さんはSOLGの本格稼動が近いこと、司令電波はやはりシャンツェから発せられてることを伝え ブレイズに作戦を説明する。 76ACE5 ACESsage05/03/0418 13 48ID tD/QvwqG 機甲部隊とヘリボーン部隊によりシャンツェが設置される「実験用トンネル」への入り口を開き トンネルが封鎖される前に、戦闘機による突入を行い中核部の指令ユニットを破壊するというものだった。 通信が切れると同時に、対空砲火の火線がゆっくりと見えてくる… 「君たちの接近を探知したグランダー社は、オーシア・ユークトバニア両国の好戦派の軍人たちに助けを求めた」 「見返りに3発目の小型戦術核V1を、助けてくれた側の陣営に渡すといってね、より強力なV2のことは隠したままだよ」 「いいか、彼らは戦闘機すら繰り出して来るぞ!」 親父さんの声が聞こえなくなるくらいの戦闘音…、通信にはハーリング大統領とニカノール首相の軍の説得が続いている 「ユーク軍機に構うな!ウォードッグの幽霊をしとめろ、私に続け!」 どこからともなく聞こえた声の主は懐かしき裏切り者、ハミルトンだった。 「おやおや、ハミルトンもいるぞ」 グリムはベルカのカラーリングのMig-1.44に乗る彼を見てあきれ返っていた。 グランダー社の対空砲火もラーズグリーズにはかすることはなく、次々と沈黙させられてゆく 「工業地帯に進攻したオーシア・ユーク軍が終結しています!この地域が再び戦渦に巻き込まれるという残念な結果に…」 地上ではユーク・オーシアの両放送機関も協力してこの南ベルカで起こる戦闘を世界に向けて中継していた。 「空挺旅団第一大隊全員聞け!よし、ヘリボーンだ!俺たちも行くぞ!」 「こちらは第112歩兵大隊だ、ユークへの進発準備中だったが大統領の言葉で戦いの目的が変わったことを知った、これより敵施設を攻撃する!」 地上・空中、眼に見える範囲には味方が居た、戦争を終わらせるために共に飛ぶ仲間が。 「核兵器は我々のものだ、オーシアのカラスどもめ!」 「ここは今はオーシア領土なのだ、ユーク軍機の好きにさせるか」 敵の無線では血なまぐさい口論が続いていた…、それを傍受していたオーカニエーバが愚痴をこぼす 「悪人に味方するもの同士で噛み合ってるよ、まるで地獄の犬どもみたいだ」 77ACE5 ACESsage05/03/0418 17 31ID tD/QvwqG 「なぜ彼らが「ラーズグリーズ」と呼ばれているか詳細は不明です、「ラーズグリーズ」はおとぎ話に登場する悪魔とも英雄とも言われ…」 「ラーズグリーズか…、伝説の通りになったな」 「『…英雄として現れる』…か、あながち作り話ではないかもな」 皆が口々にラーズグリーズの名前を口に出し、彼らの下に居れば生き残れることを確信していた。 「レポートしている私も信じられません!この光景はまるで…言葉が見当たりません」 「兵士たちがこちらへ手を振っているのが見えます」 「軍だけでなく、我々報道機関もオーシアと連携し…」 無線に混線し続ける報道は歴史がまた一つ変わる夜のことをしっかりと世界へと伝えていた。 「熱源反応あり、方位040、距離400…待て!それは「戦友」だ、射撃中止!」 「引き金を間違って引かないでくれよ」 「分かってる、でも念の為にあまり前は飛ばないでくれ」 空を飛ぶオーシア・ユーク軍機による混成部隊は着実にベルカの航空機を空域から駆逐していった。 しかし、ブレイズが戦闘機を落とし、対空火器を攻撃しようと機種を下げた瞬間、空が光り、轟音がなりひびいた。 SOLGからの無差別攻撃によるその光は、容赦なく味方を飲み込んでゆく。 「上空から攻撃!航空機じゃないぞこいつは!」 「衛星か!?そんな遠くから届くのか?」 味方に混乱が置きつつも、すぐにそれは収まってゆく… 78ACE5 ACESsage05/03/0418 19 15ID tD/QvwqG 地上部隊はラーズグリーズの支援により、トンネルのコントロール施設を占拠する そして、彼らはトンネルの入り口を開けたことをブレイズへと伝える。 トンネルへと飛び込むブレイズ達、その飛行技術はもはやバートレットを越えたともいえたかもしれない。 トンネルの反対側からも別同期が来るということを聞いたスノーは 「トンネルの反対側から別働機だって?こんなことが出来るパイロットが何人いるというんだ?」と叫ぶ。 そして、ブレイズたちを追うかのごとく、ハミルトンもトンネルに飛び込んでくる。 「逃がすか、ウォードッグ!滅びへの道を飛べ!」 「核兵器は我々のものだ!ユークに勝つのだ!」 その直後、回線に入ってくる声 「こちらハートブレイク・ワン、お前たちの真正面だよ、ブービー」 ハミルトンもこの通信を聞いていたらしく、バートレットの生存に驚きつつも、自論である核の恐怖によって戦争を終われせることを叫ぶ。 「敵味方の区別が出来なかったのがお前の失敗なんだ、恐怖は味方じゃねえ!」 バートレットの叫びに一蹴されたハミルトンはブレイズに執拗なまでの攻撃を加えてゆく、しかし、なぜか一発もかすりもしない。 そしてブレイズたちはトンネル中枢部のターゲットを破壊することに成功する 向かい側から飛んでくるバートレットのF-14とすれ違い、トンネルを脱出するために全速で離脱してゆく。 「警報が鳴りっぱなしです!」そう叫びつつグリムは丁寧に飛んでいた。 そしてシャッターが閉じる中をブレイズたちはギリギリで脱出することに成功する。 「ハミルトンは?」ナガセが最後尾を飛んでいたグリムに尋ねる 「死にました…、前方からバートレット大尉を追ってきた敵機の破片にぶつかって…」 シャンツェは無事破壊され、SOLGの攻撃も終わった… 南ベルカの上空を、ラーズグリーズ・オーシア・ユークの航空機が舞っていた… 121ACE5sage05/03/0914 17 04ID pAs5tZGQ 南ベルカでの戦闘が終わったとき、落下を始めたSOLGに気付き始めたのはまず誰よりも天文学者達だった。 誰が言い出した訳でもなくリレーを行い、正確な落下予測地点の情報を軍部に伝えたのも彼らであった。 シャンツェが破壊された時、SLOGはオーシア首都オーレッドにむけて落下するようにプログラムされていたのだ 「彼らが何者なのかは知らない。だが全ては知らなくとも、道路から離陸していく彼らの姿に、私は畏敬の念を抱かずにはいられなかった」 12月31日早朝、首都へ通じる幹線道路は突如陸軍によって封鎖された。 「私達が それ を目撃したのは、早朝のジョギングをしている時でした」 「繰り返し伝えられるニュース報道に安心し、娘と二人(と一匹)で今年最後の朝の空気を吸いに出かけた私は」 「生涯忘れることの出来ない瞬間を目の当たりにする事となったのです。戦争など遠い土地の出来事。テレビの中の物語に過ぎなかったのに」 122ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 18 12 ID pAs5tZGQ THE UNSUNG WAR 2010/12/31 「環太平洋戦争終結」 ラーズグリーズ部隊はオーシア首都オーレッドへの落下攻撃へ移行したSOLGの追撃作戦を決行。 オヴニル、グラーバク、両戦闘機隊の妨害に遭うも、ラーズグリーズ部隊、SOLGを破壊。 12月31日早朝…まだ空がうっすらと暗い中、首都オーレッドの新幹道路には4機の戦闘機が離陸のために配備されていた 地上に戦略核数発を搭載したSOLGが落下している、SLOGの推進ユニットを破壊し空中で破壊するためにラーズグリーズは最後の空へと向かう 「さびしすぎる最後の出撃だな…」 陸軍兵士の誰かが言った、あと15分もしないうちにSLOGはオーレッドに衝突する… 「さあ、発進準備が完了した」 この言葉を最後に、ラーズグリーズを乗せたF/A-22は市街地の中から空へと離陸していった Oured, Osea 0606hrs. Dec 31 ベルカでの戦闘後、共に帰還した管制機であるオーカニエーバがラーズグリーズに指示を伝える 「こちらオーカ・ニエーバ、急ぎ目標地点に向かえ」 「1秒遅れれば反復攻撃のチャンスは減る、SOLGが攻撃可能高度に降下するまで、あと5分」 オーレッドの人々が見たのは、空から落ちてくる十字の星と、それに向かって飛んでゆく四機の漆黒の戦闘機… 「急がなくては!SOLGへ!」 ナガセが叫ぶとグリムとスノーがブレイズに「隊長!」と声をかける ブレイズがそれに呼応したとき、全員が戦闘態勢へと移った。 SLOG攻撃可能高度まであと3分になったとき通信に割り込んできた声… 「間違いなくラーズグリーズだ」 戦争を引き起こした影の人間たち… 「オーカ・ニエーバよりラーズグリーズの亡霊。レーダーに新しい敵機!」 「オヴニルとグラーバク、ベルカ人の編隊がダブルで、だ。」 123ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 18 46 ID pAs5tZGQ [オーレッド湾 12月31日 06時08分] Oured Bay 03゚57 35 N 232゚15 31 E 0608hrs. Dec 31, 2010 「われわれは今、15年前の誇りを取り戻す!」 「さあ、決着をつけよう!凶鳥どもめ!」 オヴニルとグラーバクのリーダーが叫ぶと同時に、8機のS-32はその牙をラーズグリーズに向ける 「単独戦闘は禁止、2機で1機を仕留めろ」 驚異的な戦闘機動を駆り彼らはブレイズたちに襲い掛かる 「SOLGの先触れとなれ!貴様たちから堕ちろ!」 「貴様たちが滅んだあと、我々は南のトンネルを開く!」 「二国を貶め、復讐を果たし、再びベルカは南の地を手に入れる!」 彼らを突き動かしてたもの、それは復讐でもなんでもない、純粋な憎しみだった 「われわれは今、失われた勝利を取り戻す! 」 時代が変わったことに気づかず、敗戦を繰り返した彼らは最後まであきらめなかった 「もう故郷へ帰れ!二度と現れるな。」 スノーは彼らの妄言を跳ね除けるように彼らに怒鳴りつける、それと同時に彼の機体は敵の機体を始末する 「グラーバク、オヴニル!怨みがあなたたちを鈍らせる!」 「むちゃくちゃな逆恨みだ!彼らのは!」 グリムとナガセもそれに呼応するかのごとくブレイズを支援する 「我々は勝利する!屈辱はすでに十分なのだ!」 「15年前バートレットを堕としたのは私だ。ましてや貴様たちなど!」 グラーバクのアシュレイ…、親父さんと基地を脱出する際に追いかけてきた男 必死で彼が追う先にはブレイズの姿があった、しかしそのときすでにグラーバクとオヴニルはあわせて4機しかいなかった 124ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 21 06 ID pAs5tZGQ 「貴様たちも、無辜の民たちの犠牲の痛みを 思い知るがいい!」 執拗にブレイズだけを狙う彼ら… 「我々に向けてSOLGを作ったのは お前たちなのだ!」 「我々へ向けた匕首がお前たちの上に降る。皮肉を味わえ!」 現にSOLGは目の前まで来ていた、彼らが15年前味わうはずだった恐怖がその目の前に迫っていた 「怯えてる暇はない!彼らを越えなくては!チョッパー大尉…いるのなら支援して下さい!」 グリムは苦しそうな声を出しながら飛んでいる、その傍らでブレイズはオヴニルと闘っている 「裏切り者さえなければ、とうに得ていた勝利を、実現する!」 「我々は15年前の遺物ではない。まっさらな憎悪なのだ!」 「バートレットもフッケバインも何ほどでもない。まして貴様らなど!」 空が複雑な飛行機雲で彩られてゆく中、叫びがこだました 「神よ、我らの地獄への門出に栄光を!」 オヴニルの隊長はこう叫びながらオーレッドの海に散った… 残るグラーバクと決着をつけるためにブレイズはすぐさま体制を整える そしてわずかな静寂の後、アシュレイが最後に漏らした言葉…、空を飛ぶものとしてブレイズにむけた言葉 「ああ…これほど出来るとは思わなかったよ、君たちが…」(I...Ineverthoughtyou would be this good... ) 彼の乗ったS-32はゆっくりと降下していった、本来ベイルアウトできるはずの状態で… 125ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 22 02 ID pAs5tZGQ すぐに編隊を組みなおしたブレイズたちはSOLGに向かって再び飛び出す 「東の空に明るみが…朝が来る」ナガセが地平線を見ながらつぶやく 「…僕らの夜間飛行が終わる、見たいなあ…一番綺麗な朝焼けを」グリムがもの悲しげに言う 「そうだ、来週誕生日だったんだ…僕」グリムが自分の誕生日を思い出しスノーが生きていればいい事だってあると励ます 「兄貴が…ユーク大陸から帰ったらお袋、喜ぶでしょうね。」 自分達は非公式の存在、亡霊、当分は元の生活に戻れないという悲しさがその言葉にはあった。 「2番機として、二度と隊長機を失うまいと思って… 」 「今日まで飛んできました、あと少し…もう少しだけブレイズの2番機でいさせて」 ナガセがブレイズにこう言った直後だった 「攻撃可能な高度までSOLGが下がったぞ、君たちを信じるよ、破壊してくれ!」 目の前には少し雲がかかって白く見える空、そしてそこには回転する十字の星、SOLGがしっかりとあった 「君たちのおやじさんから、こちらにデータリンクが来た」 「SOLGの構造が手に取るようにわかるよ、SOLGには回転する加速器があり、この隙間からしか中枢部分を直接攻撃できない」 「ひどい話だ、難しいね…」 それを聞いたスノーは 「あのパーツの隙間を狙うのか?針の穴を通すようなものだ」 「ああ…なんて大きさだ、落ちてゆく…」巨大なコロニーのような物体が時速600キロ以上の速度で落下してゆく 「SOLGの装噴ユニットを破壊!」 ブレイズとナガセの攻撃によりSOLGは剥き出しになり、残りは中枢だけとなった… 「あれが、SOLGの中枢… 」 「隊長!ここはあんたでなくては!」 機銃とミサイルが入り乱れる中ナガセが叫ぶ 「ここが私たちの最後の空、ここを越える!」 そして、ブレイズの放ったミサイルが、中枢を捕らえた… 126ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 23 35 ID pAs5tZGQ オーレッドの早朝、沿岸部の空で巨大な爆発が起こった それはいくつもの流れ星を降らせた… 朝日が昇る中、空には4機の戦闘機がそこにあった… 歴史が大きく変わるとき、ラーズグリーズはその姿を現す 始めは漆黒の悪魔として、悪魔はその力を持って大地に死を降り注ぎ、そして死ぬ しばしの眠りの後、ラーズグリーズは再び現れる、英雄として現れる… 通信には兵士達の歓喜の声が聞こえていた ラーズグリーズの名前を何度も何度も… 127ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 24 38 ID pAs5tZGQ 『英雄悪魔そして亡霊―ベルカ紛争における謎の英雄達』からの抜粋 ―OBNジャーナル2014年7月特別号― 環太平洋戦争(ベルカ事変)における最大の英雄かつ功労者であり 戦後その消息が全く謎である『ラーズグリーズの英雄』が オーシア国防空軍第108戦術戦闘飛行隊の『サンド島中隊』と同一部隊であったとの説は未だに根強い 専らユークトバニア兵士の間では『ラーズグリーズの悪魔』と呼ばれ、その機動力は最前線の兵士の士気を容易く打ち砕いたという 一方『サンド島中隊』に関しては現時点で入手可能な情報は極めて少ない 2010年12月7日セレス海沖合での全機撃墜の記録を以って、『サンド島中隊』の翼跡は完全に途絶える しかし『サンド島中隊』と『ラーズグリーズの悪魔』とが奇妙に符合する点は多い 『英雄』とも『悪魔』とも(末期には『亡霊』とも)呼ばれた謎の部隊は今尚我々の中に漂い続けている オーシア連邦第48代大統領ビンセント・ハーリングは、ベルカ事変に関係する全報告を2020年に公開することを昨年の連邦最高議会において表明した 情報公開表明に伴う宣言の中で、大統領は次のように述べている “この事変を総括するには、残念ながら私達は時を待たねばならない しかし、世界は新たな時代へと既に向かい始めている” “闇を照らす炎が消えぬ限り、この道は続くだろう” 今は閉鎖されたサンド島基地、空をプロペラのついた大型の飛行機が飛んでいる ダヴェンポートのペットのカークが滑走路でその飛行機を見つめている 格納庫のベンチにはサイダーが置かれていた…、今は誰もいないこの基地、鳥達が空を舞っている この世に再び満ち溢れた平和 『ラーズグリーズの英雄』と呼ばれた彼らが、再び戦場の空を飛ぶことはなかった あの雲の上は再び英雄を必要としない青空に戻った それこそが―彼らが求め続けたものだったのかもしれない ACE COMBAT 5-THE UNSUNG WAR- 128ACE5 まとめsage05/03/0914 33 33ID pAs5tZGQ 以上がACE5です、長くなって申し訳ありません 簡潔なまとめです オヴニル戦闘機隊が国籍不明期として演習中のバートレットたちサンド島部隊を攻撃 その翌日、ユークトバニア宣戦同時攻撃。 ウォードック隊、バートレットを失いつつも反撃、第三艦隊が敵潜水艦シンファクシによって壊滅するも シンファクシ・リムファクシを戦線に投入されたアークバードの援護の元ウォードック隊が撃破。 ユーク上陸作戦でウォードック隊の作戦エリアで8492飛行隊がユーク民間人を虐殺 これにより両国間の関係が悪化、報復テロの連鎖。 ウォードック隊容疑を晴らすために前線で活躍、敵要塞を落としてサンド島に帰還中に8492飛行隊によって強襲される これにより戦争のバックにベルカ公国がいることに気づく。 基地に帰るも基地はオーシア8492飛行隊(ベルカのグラーバク)の派遣将校だったハミルトンによって 掌握されており、ウォードックはスパイ容疑をかけられる。 ウォードックは練習機を奪って脱出。 ユークとオーシアは15年前の戦争以降、空軍戦力増強のため外国人で編成される アグレッサー部隊を作っていた、それに選ばれたのがベルカのオヴニル&グラーバク 129ACE5 まとめsage05/03/0914 43 31ID pAs5tZGQ ウォードック脱出するもサンド島北でケストレル艦隊所属マーカス・スノー大尉によって 全機撃墜、その後同ケストレル所属のヘリ部隊によって救出。 舞台裏に気づいていたアンダーセン艦長と親父さんの指揮のもと大統領救出作戦を実行 これに成功し大統領を救出、大統領は度重なる電波ジャック放送をするがどれも副大統領などの 売国奴勢力によって封殺、一方ウォードックはラーズグリーズと改名、同時にベルカの核輸出 を止める為に南ベルカ襲撃、その後核が積まれユーク首都に向かって飛行していたアークバードを破壊 レジスタンスよりバートレット生存の報告を聞き、バートレット救出に成功、同時にグラーバクを全機撃破するも 全員ベイルアウトする、ニカノール首相と共に救出だが、ハーリング大統領は首都に海兵隊と向かっていたので ニカノールもそれを追う、少佐からもたらされた情報でV2とSOLGの情報が明らかになる。 ニカノールが艦を発った直後セレス海海戦、二十数隻が入り乱れる海戦になったがラーズグリーズの力によって ケストレル艦隊が勝利。 戦闘後、ベルカ潜水艦の奇襲によりケストレル沈没するもラーズグリーズがベルカに向かって出撃 SOLGコントロールセンターシャンツェを破壊、同時にハミルトン死亡。 シャンツェ破壊から数時間後、SOLGが静止衛星軌道上を離れ、オーレッドに向かい落下 これを撃破すべくラーズグリーズ出撃、途中ベルカ人部隊と死闘を繰り広げるも勝利 落下したSOLGはオーレッド上空に到達する前に破壊された。 134ACE5sage05/03/0921 07 10ID pAs5tZGQ 最後に言い忘れたんですが ユークがマスドライバを攻撃したのは、SOLGの機動を恐れたためです アークバードの機能は隕石の破壊のほかに、SOLGの修復が出来たからです。 スタジアムでの事件の際、スクランブル体制をとっていた基地での事故は8492飛行隊によるものです 援護部隊が帰って行ったのも8492の通信が原因です。 バートレットは15年前の戦争で「ブービー」と呼ばれていました、親父さんは本当の名前をフランクリン・ベルツ という名前で、ベルカ空軍で「フッケバインの凶鳥」と呼ばれていました。 親父さんは核弾頭投下任務を拒否してバートレットと共に連合に下りました。 15年後、ブレイズはバートレットに「ブービー」というあだ名をつけられてます ブービーの元ネタはWW2で活躍したドイツ人飛行士エーリッヒ・ハルトマンです 彼の部隊「カラヤ」は漆黒のカラーリングと騎士鉄十字と呼ばれるエンブレムがついています 敵軍からの呼ばれ名は「ウクライナの黒い悪魔」 撃墜記録は352機、出撃回数825回 彼は共に出撃した仲間を必ず連れて帰ってくる飛行士でした ブレイズの元ネタとなった人間です。 ちなみにチョッパーの名前がふざけてるのはチョッパー=ヘリの呼び方だから 93名前:名無しさん投稿日: 2006/05/31(水) 16 15 44 [ CcGe1fVk ] ACE COMBAT 5についてですが、 ”凶鳥フッケバイン”ことおやじさんの本名は、 「フランクリン・ベルツ」ではありません。 ZEROにて本名は「ヴォルフカング・ブフナー」であることが判明。 ちなみに「フランクリン・ベルツ」は04の「バンカーショット作戦」の地上部隊指揮官で、 ミッション中に戦死する中尉です。 ↑これも間違い。戦死するのは「レオナード・ベルツ」
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/622.html
エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー(Part2/2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 11-93、229~234、 13-56~69・71~78・121~129・134、当サイト内差し替え・追加スレッド-93 93ACE5 孤空からの眼差しsage04/12/2418 54 12ID LYd6gcQN 孤空からの眼差し SOLITAIRE 2010/12/11 「ベルカ北西部を偵察」 ベルカ公国北西森林地帯の鉱山施設を偵察。 第8492飛行隊とユークトバニア軍との関連が明らかに。 サンド島中隊、オーシア大統領直属特別部隊に任命。以後、ラーズグリーズ部隊と呼称。 北ベルカのレーダーが張り巡らされている高山地帯をブレイズはたった一人で飛んでいた 今回の任務は先の通信によって得られたものの正体、15年前の核弾頭が眠り続ける鉱山施設 popsから通信が入り「本来空を飛ぶということは孤独なことだ」と諭される その通信を聞きながらもブレイズはレーダー網を網の目のようにくぐり鉱山地帯に向かっていった 鉱山施設のすぐそこには数機の戦闘機が止まっていた、鉱山の入り口と戦闘機を丁寧に カメラに収めて行くブレイズ 「あの戦闘機は何だ!?見たこともないエンブレムだ…」 鉱山施設に駐留していたのはグラーバクであった、偵察を終えたブレイズはすぐさま戦闘機動へ移行し 離陸してくるグラーバクを振り切り逃亡した… 偵察写真には施設に掲げられたユークとベルカの旗が鮮明に映し出されていた…。 ユーク軍が核を持ち出そうとしているのは明らかであった。 229ACE5 封印1/2sage05/01/0618 51 38ID OVwv4JEc 封印 CLOSURE 2010/12/12 「戦術核兵器を封印」 偵察映像の分析から戦術核兵器の存在が判明。 ラーズグリーズ部隊は鉱山施設を破壊、戦術核兵器の地中への封印に成功。 オーシア軍とユークトバニア軍への搬出数は不明。 前日の偵察行動により、ケストレル艦隊はユークトバニアとベルカが共に鉱山から 15年前生き埋めになった「戦略核弾頭」を発掘している証拠を手に入れることが出来た。 救出された大統領、ベルカの暗躍、戦争が終わるのは後もう少しだった…。 ベルカの核を封印すべく、ラーズグリーズは鉱山を完全に使用不可能にするために 再び北ベルカの鉱山地帯へと出撃した。 「隊長、今度はレーダーを気にしなくていいから楽ですね」グリムがブレイズに言う 「ブレイズ、グリム、油断しないで」ナガセはグリムとブレイズに注意を与えつつブレイズの横を飛ぶ 鉱山地帯ではすでに警戒態勢が取られていた、昨日の奴が今度は攻撃に来たということは簡単に 理解できたであろう。 230ACE5 封印2/2sage05/01/0618 56 35ID OVwv4JEc 「この山、写真で見たよりもずっと薄気味悪い…」グリムが吐きもらす 「ベルカは15年間もここに核を…」 「核のことは考えただけでも恐ろしいんです…、自分の想像を超えている…」 「15年前自らの町を焼いた核にいまだに固執し続ける彼らの感覚は俺の理解を超えている」 スノーの言っていることは誰もが理解できた、自らを焼いた炎にいまだにすがりつく彼ら… 15年前彼らに鉄槌を下したユークとオーシアを焼きはらわんとする彼らの憎しみ… 「核弾頭はどうなってる!?」下ではベルカの部隊が核の無事を確認していた 「大丈夫だ、グラーバクの連中がすでに持ち出した」 そう、発掘された分の核弾頭はすでにグラーバクがユークトバニアへと輸出していた… それに気がついた親父さんはブレイズにこう言う。 「すでに、遅かったか…、しかし、その坑道だけは封印してしまおう」 「上の岩盤を破壊して崩落させればいい、二度と核を発掘できないようにするんだ」 その命令を聞いたラーズグリーズはすぐさま鉱山の崩落作業に取り掛かる、ベルカもこれには黙っていなかった 彼らはすぐさま数機の戦闘機をよこしてこれを阻止しようとするが、すでに歴戦の英雄というに ふさわしいラーズグリーズにはそれも無力だった。 数回にわたる攻撃により、岩盤は崩壊し、核弾頭をその腹に蓄えた鉱山は崩落した… 北ベルカの核弾頭はこの攻撃により、発掘不可能となった。 すぐさまケストレルへと帰還するラーズグリーズ、彼らにはユークの核を止めなくてはならない 任務があった。 231ACE5ラーズグリーズの亡霊1/4sage05/01/0619 12 24ID OVwv4JEc ラーズグリーズの亡霊 GHOSTS OF RAZGRIZ 2010/12/16 「レジスタンスが核兵器を解体」 ベルカ公国からユークトバニア軍に搬出された戦術核兵器をレジスタンスが奪取。 ユークトバニア北部峡谷地帯のアジトで解体に成功。 ラーズグリーズ部隊は峡谷においてオヴニル戦闘機隊(ベルカ公国アグレッサー部隊)と交戦。 ケストレルに入った秘密通信、それはブレイズたちに当てられているようだった 「誰がこんなことを?」ナガセが疑問を口にしつつ、彼らは通信の内容を読み取る そこには、ユークトバニアの反政府レジスタンスがユーク軍から核弾頭を奪取したということがあらわされていた。 この情報を元にラーズグリーズは真偽を確かめるべく、ユーク北部へと出撃する。 渓谷地帯、高度1000フィート以上はミサイル防衛網により飛行できなかった、そのため 渓谷の間を縫って飛ぶ彼ら、そのとき通信が入る 「飛行機?よかった!本当に来てくれたんだ!あの人のいったとおりだ!」 通信の向こう側の青年は歓喜の声で話す。 ブレイズたちは彼がアリョーシャというコードネームのレジスタンスメンバーであること、 ユークでは軍事政府と化した政府に反抗する学生や知識人がレジスタンス運動を行っていること、 核弾頭を本当に奪取したこと、をつげた。 232ACE5ラーズグリーズの亡霊2/4sage05/01/0619 14 44ID OVwv4JEc だがナガセには疑問があった、「あの人」とは誰か、秘密通信の内容もまるで自分達を知っているかのような 内容だったからだ。 しかし、その疑問を解決する暇もなく、ユーク軍のヘリ部隊が渓谷内に展開する。 「核弾頭の解体作業は首都工科大学の物理学の院生達が行います、それまで僕達を守ってください!」 アリョーシャからの頼みを聞くとラーズグリーズはいっせいに渓谷内に散らばった。 「解体作業を経験したことは?」ナガセが院生に聞く 「ふふっ、僕達が作ったことのある爆弾なんて、火炎瓶が関の山ですよ」 「理論展開だけなら完璧なんだけどね」 彼らは自虐的な冗談を言いながらこれに返答する。 ラーズグリーズの面々は少々心配な様子を見せるが、ヘリを落とすことに集中する。 放射線測定器がガーガー鳴り響いてるのが通信からも理解できた… 「多少の被爆は覚悟のうえだ…」院生の勇ましい声と共に解体は進んでいた。 途中、通電により起爆装置が作動しかけたり、落としそこなうというアクシデントが起こり そのたびにスノーが寿命を縮めるが、解体は順調に進んでいた。 それと同時にレジスタンスのアジトである渓谷内の坑道施設にユーク軍が侵攻し レジスタンスたちとの戦闘が行われていた、が、ヘリ部隊があらかた掃除されてしまったため レジスタンスが優位な状態であった。 233ACE5ラーズグリーズの亡霊3/4sage05/01/0619 17 06ID OVwv4JEc 「オヴニルが増援に来る!」 ユークの通信ではオヴニルという部隊が増援に来るということを話していた。 オヴニル…、ユークトバニアのアグレッサー部隊である彼らは渓谷を恐ろしいスピードで飛行していた 「連中はラーズグリーズだといっている」隊員の一人が言う 「空戦で確かめるぞ…」隊長と思われる男がそういうと、オヴニルは展開し ラーズグリーズへと向かってきた。 「貴様らはラーズグリーズか?」オヴニルの隊長と思わしき男がそう通信に割り込んで来る これに答えるブレイズ、彼らは即座にこう言った 「ここを死神の墓場とする…」 彼らの飛行技術は本物であり、ラーズグリーズに匹敵するものであった 4機のオヴニルは2機編隊を組み一機を狙ってくる、この戦法に渓谷内部を散り散りになった ラーズグリーズは苦しんでいた…。 迫り来るSu-35、長時間にわたるドッグファイトの末、空に残っていたのはブレイズたちだった。 しかし、オヴニルのメンバーは全員ベイルアウトし、誰一人として死んでいなかったのである。 234ACE5ラーズグリーズの亡霊4/4sage05/01/0619 19 46ID OVwv4JEc 撤退するユーク軍、激しい戦闘を終えたラーズグリーズの面々に、解体が終了したと 伝えるアリョーシャ、それと同時に彼はナガセにメッセージを伝える。 「僕達にあなた方のことを教えてくれた人の名前はわかりません、ですが伝言を預かっています」 「それを聞けば誰だかわかるはずだと…」 「伝言?教えて!」 「『ブービー、いい隊長振りだってきくじゃねぇか』だそうです」 「誰だか…わかりましたか?」 「………えぇ!ありがとう…」 懐かしき彼の生存を確認した旧ウォードックのメンバーは喜びをかみしめ、その場を後にした。 56ACE5 白い鳥2 1/4sage マジすいません05/03/04 16 01 51 ID tD/QvwqG 白い鳥Ⅱ WHITE BIRD[PERT 2] 「アークバード撃墜」 ベルカ公国からオーシア軍に渡った戦術核兵器はアークバードに搭載、 ベルカの手によりユークトバニアオクチャブルスク市への核攻撃が企図。 ラーズグリーズ部隊によりアークバードは破壊、計画を阻止。 先のレジスタンスの爆弾解体後、ケストレル艦隊所属情報収集艦アンドロメダは グラーバクによって持ち出された核弾頭がオーシアにもわたっていることを突き止める。 しかも、その核弾頭は先の爆弾事故により使用不可能になったはずのアークバードに搭載されているという。 「平和の架け橋」として作られた白い鳥…アークバード。 その白い鳥はその胎内に核を積み、ユークトバニア首都へと軌道を変更しようとしていた… 「オーシアのアークバード」による核攻撃、憎しみの矛先はユークトバニアへと向けられていた…。 ブリーフィングを静かに受けるナガセ…。 アンドロメダが再びベルカの暗号指令をキャッチした。暗号コードが変えられていたため解読に時間を要した。 解読内容は以下のとおり「Asat(アークバード)」によるオクチャブルスクN攻撃(核攻撃)開始時刻1400」。 何者かの破壊工作で損傷したアークバードの修復が秘密裏に行われていたらしい。 軌道観測により、事実であることが確認された。アークバードにはすでにベルカの核が持ち込まれている。 アークバードが1400時にユークトバニアのオクチャブルスク市を攻撃するには、一度だけ軌道変更が必要となる。 軌道変更は大気圏上層部への降下で発生する大気摩擦による減速で行われる。その時刻と地点も計算された。 アークバード破壊、これが今回の任務である。チャンスはただ一度、降下時を狙い、アークバードが戦域を離脱する前に破壊せよ。 57ACE5 白い鳥2 1/4sage マジすいません05/03/04 16 03 37 ID tD/QvwqG ナガセはアークバードに憧れていた…、幼い頃から何度もその姿を眺めていた そして彼女は今、高度7000フィートでアークバードを見ていた…。 「アークバードはナガセ大尉の夢だったんです…」グリムが悲しそうに呟く 「だが彼女は撃とうとしているぞ」スノーは自分達の役割を今一度グリムに説く。 攻撃可能時間は数分もなかった、アークバードが軌道変更用のブースターを点火し再上昇すれば 戦闘機では追いつけない…。 漆黒の四機はゆっくりと落ちてくるアークバードをにらみ続けていた。 アークバード降下から1分ほどしたとき、アークバードから「何か」が射出された、それは 観測によれば脱出ポッドだったと…、アークバードの中ではそれに潜入したベルカ人とオーシアの技術者の間で 争いが起こり、技術者はアークバードの起動システムに細工を施し脱出したのであった。 「アドラーよりシャンツェ。奴が逃げた。」 「オーシア人の飛行士か?」 「用済みの技術者だが…。ちくしょう、制御装置に何か細工をして行きやがった。」 ベルカのベース、シャンツェは映像通信を受けすぐに指示を出す。 「そのスイッチを切れ。」 「くそっ、減速した。大気圏に深く突っ込む」 「隊長、ずいぶんと進入角度が深すぎやしませんか?」グリムの言うとおり、アークバード内部で 起こった一連のやり取りにより、アークバードはまさに地球に「堕ちて」来ていた。 隊長機であるブレイズがアフターバーナーを使い一気に上昇すると同時に、四機はアークバードの 後部ブースターに対してミサイルを放った…。 「FOX3!FOX3!」ナガセが叫び、放たれたXMAAはアークバードに向かってゆく… 58ACE5 白い鳥2 3/4sage マジすいません05/03/04 16 04 14 ID tD/QvwqG 「アドラーよりシャンツェ。攻撃を受けている!」 あるはずのない攻撃を受け混乱するアークバード内部… 「なんだと?オーシア軍は我々の手の内にあるはずだ。何者が…。」 「黒いボディ、例のマーク…。奴らだ。オヴニル戦闘機隊の生存者が話していた「ラーズグリーズの亡霊」だ!」 あせった声でシャンツェに事実を伝える彼らには、自分の運命が見えていたのだろうか 「フォーゲルを飛ばせ。撃退しろ!」 アークバードの後部ハッチが開き、無人機が次々と飛び出してくる、 「そんな!元の設計図にはあんなものなかった!!」アークバードの兵器に成り下がった姿を嘆くナガセ 「再点火する前に落とせ!!!」スノーが叫びミサイルを放つ スノーとグリムはすぐさま無人機を引きつける、高度30000フィートで繰り広げられる空戦 ブレイズとナガセはアークバードの装備を剥ぎ取り、必死にブースターを狙っていた 「私はアークバードのことなら良く知ってる。あこがれてよく図面を眺めたから」 「腹側の大きなエンジンが大気圏外への脱出速度を稼ぐためのブースター」 「それを破壊すれば、もう宇宙へ帰れなくなる…」 ブレイズたちに告げるナガセ 「あれを壊しちゃうんですよ、いいんですね?」 グリムがナガセに問うもナガセは答える。 「平和になれば、大統領がまた作ってくれる」 アークバードに取り付けられたレーザーモジュールが彼らを狙おうとするも、ブレイズの放った XMAA(中距離アクティブレーダー誘導ミサイル)によって空の藻屑と消えていた。 59ACE5 白い鳥2 4/4sage マジすいません05/03/04 16 05 44 ID tD/QvwqG 「ブースター損傷…、くそ!このままではプラン1を遂行できない、プラン2に切り替える」 「君たちの栄光は皆が忘れん」アークバードの通信に対し、シャンツェは冷静にもこんなことを言う そう、彼らはどのみち核と共に消える運命にあった。 アークバードはそのすすむべき方向を南へと買えた、その行為が何を示しているかはすぐにわかった 彼らの目標はオーシア領… 「われらの意思は絶えることなく受け継がれるだろう。全砲門開け、有終の美を飾るぞ。ラーズグリーズも道連れだ」 「選ばれし我らはラーズグリーズを超える力を持つ。返り討ちにしてやれ!!」 速度を落としたアークバードはベルカによって加えられたSAMと小型レーザーを全門開放しラーズグリーズから 離れてゆく、ラーズグリーズも高度を落とし、これを追う。 「人間がその使命をねじ曲げた。あなたはもう堕ちなさい!」 悲痛なまでのナガセの叫びだけが空にこだましていた。 後部の複合サイクルエンジンが破壊されたとき、勝負は決まった… 失速し高度を落としてゆくアークバード、補助エンジンに切り替え最後の悪あがきをするも 彼らにはもう何をすることすら出来なかった。 「哀れだ…」スノーがその姿を見て呟いた言葉が全てを語っていた…。 「ありえない…畜生、こんなことありえるか!!!」アドラーは必死に現実を否定するも その声はブレイズによる補助エンジンの破壊と共にかき消された…。 「…ラーズグリーズめ……っ!!」 怨恨の声がこだまする中、アークバードはその身を海へと叩きつけた、そして それから数秒もしないうちに、巨大な水柱が姿を現していた…。 60ACE5 ハートブレイク・ワンsage マジすいません05/03/04 16 11 46 ID tD/QvwqG ハートブレイク・ワン HEARTBREAK ONE 2010/12/23 「ニカノール首相を救出」 ユークトバニア軍部の監禁下にあったユークトバニア首相ニカノールを救出。 ラーズグリーズ部隊、ベルカ公国グラーバク戦闘機隊(第8492飛行隊)と交戦、全機撃墜。 ジャック・バートレット、ケストレルに合流。 再び届けられた暗号は、今までとは違っていた それはラジオ放送の時間と周波数をさしていた、そしてその通信はウォードック宛だったのだ。 暗号が示した時間、皆が放送を聞こうとラジオの前に集まった。 時計が18:00を示した瞬間だった、スピーカーから高い音が聞こえた後に聞こえる懐かしい声 「俺だ!耳かっぽじって良く聞け!」 「ユークトバニア首相ニカノールを救出した、この戦争は彼の意思じゃねぇ!!」 スピーカーから流れる怒号にも似たその悪態声はまさしくバートレットのものだった。 バートレットはレジスタンスと共に首相を救出、ユークトバニア北部の野戦飛行基地より航空機を使い脱出するという ブレイズ一行にその支援をさせるようにと伝え、通信を絶った。 ユークトバニアの野戦飛行基地周辺の草むらに車を隠したバートレットは上空に飛んできたブレイズたちに通信を送る 「今から飛行場まで軽いドライブだ、しっかり援護しろよ」 ニカノール首相とバートレット、そして彼の隣にはナスターシャという陸軍情報部の女性将校が居た 彼女こそ、15年前のバートレットのハートブレイク(失恋)の相手だった そして、約束の時間、レジスタンスたちを率いてバートレットたちの乗った車がいきよいよく走り出す。 その運転はまるで映画のようなもので検問を問答無用でぶち破っていった。 61ACE5 ハートブレイク・ワンsage マジすいません05/03/04 16 24 15 ID tD/QvwqG 「貴方とデートするときはいつも素敵な敵がたくさんね」 「二次元機動は苦手だ、三次元機動がしてぇ」 地上では無駄口がグダグダと流れながら、バートレットたちの暴走走行が行われていた 地上の砲台などをブレイズたちが綺麗に潰し、基地内に潜伏しているレジスタンスが航空機を奪う時間ぴったりに 車は基地の検問をぶち破った。 「こいつはまた懐かしいな」奪った航空機を見てバートレットが言う 「ほこりかぶってるわよ」ナスターシャの怪訝な声が聞こえつつも 「どんな飛行機でも車よりはましだぜ、そら!いくぞ!!」 薬で眠らされてるニカノール首相が眼を覚ましかけたとき、バートレットの動かすその航空機は 信じられない滑走距離で上昇しだす(普通にあの滑走距離だと気絶します) 「レーダーに敵影、…これは」 「懐かしいベルカのグラーバク戦闘機隊だ」管制よりも早くバートレットが言う 「俺はこのまま離脱する、ブービー、一機たりとも逃がすな、全部撃墜しろ」 そういうとバートレットは戦闘空域外へと向かってゆく。 グラーバク戦闘機隊、そしてオーシア所属のアグレッサー、8492飛行隊 「やつらはラーズグリーズなのか?」 「間違いない、オブニル戦闘機隊の生き残りがそういっていた」 「空戦で確かめよう…」 彼らを乗せたF-15M/STDはブレイズたちに問答無用で襲い掛かってくる グラーバクとの激しい空戦にもかかわらず、ラーズグリーズは彼らを落としてゆく 「間違いない、ラーズグリーズだ」 グラーバクのアシュレイがそうつぶやくもすでに遅かった、ブレイズの放ったミサイルにより 彼はベイルアウトせざるを得なくなる。 たった数分間の空戦、しかし、そこには成長したブレイズたちの姿が映し出されていた。 「必ず戻ってくる!!」グラーバクのメンバーは空を飛び続けるラーズグリーズをにらみそう叫んだ 「いいぞブービー、しかし奴ら全員ベイルアウトしやがった、アレはアレで戦闘機乗りの鏡だな…」 バートレットの言葉を聴きながら、彼らはケストレルへと帰還した。 62ACE5 ケストレル艦上にてsage マジすいません05/03/04 16 31 35 ID tD/QvwqG 戦争が始まって第一号の捕虜となったバートレット、しかし彼は収容所に着く前にさっさと脱走していたのだ バートレットとニカノール首相、そしてその隣には謎の女性が居た。 「あの…マダム、なんとお呼びすれば?」ジュネットは戸惑いながらもその女性に聞く 「そうね、少佐でいいわ」彼女は微笑みながら冗談を返す。 彼女が持っていたのはユーク側の情報とある一枚のディスクだった。 ユークの現状もオーシアと変わらず、音もなく起こったクーデターにより政府に入り込んでいた ベルカ人と好戦派の軍人らが政府を好き勝手にしているというものだった。 少佐の持っていたディスクはベルカが持ちえる最後の手段、真の目的が入っているという しかし、その解読にはいま少し時間がかかるものだった。 63ACE5 sage マジすいません05/03/0416 39 05 ID tD/QvwqG ニカノール首相救出より少し前、ハーリング大統領は特殊部隊と共に首都へと発っていた その理由は、首都オーレッドにいる副大統領などの口からではなく、自らの口から真実を公表するためだった 過去、アンドロメダから彼は幾度となく放送を繰り返したが、どれも副大統領らにより敵の謀略として封殺されていた 大統領は特殊部隊と共に首都に自ら乗り込む必要性があった、しかしそれは命がけのこととなる。 大統領はヘリに乗り込む前ジュネットにこう言って笑った。 「まぁ、なんとかやってみるさ…」 64ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 40 47 ID tD/QvwqG 混迷の海 SEA OF CHAOS 2010/12/29 「セレス海海戦」 ニカノール首相の声明に対しユークトバニア軍が分裂。 戦争継続を唱える勢力、首相声明に同調する勢力、オーシア軍、三勢力の艦隊がセレス海で全面衝突。 ユークトバニア軍、オーシア軍の両敵性勢力はケストレル及びラーズグリーズ部隊によって鎮圧。 セレス海上をケストレル艦隊の行く手をふさぐかのようにユークトバニア軍の 侵攻艦隊が海を埋め尽くしていた…。 「総員戦闘配置、前方にユーク艦隊」 「敵艦隊18隻―本艦隊の進路をふさぐ形で布陣しています」 ニカノールがとっさにマイクを取る 「ユーク艦隊の諸君、私は君たちの政府を代表する国家首相ニカノールだ」 「この…」艦の名前を忘れたのか、すぐに小さな声でアンダーセンに艦の名前を確認する 「ケストレル?」 「はい、ケストレルです」 名前を確認するとニカノールは再び演説を始める 「オーシア空母ケストレルの艦上にいる」 「我がユークトバニアとオーシアの間に友情を取り戻すためだ、我々は再び…」 演説の途中に敵司令官の怒号が飛んだ 「艦隊各艦に告ぐ、ユークトバニアとオーシアの間には憎悪しか存在しない」 「元首ニカノールは敵についた、これを敵と認め敵艦もろとも海中へ没セシメヨ!」 艦隊全てがこれを承諾したわけではなかった… 「しかし司令官、仮にも元首のお言葉です、我々だって理不尽な戦いは御免なのです!」 「戦闘の中止を!」 ユーク艦ピトムニクの艦長の願いはかなう筈がなかった。 「我に従う艦は艦隊の前を邪魔するフリゲート艦『ピトムニク』を撃沈せよ、撃ち方始め!」 これと共にピトムニクは炎を上げ沈んでゆく…、味方の放った砲撃により轟沈する同僚艦をみて、黙っていることが出来る者が どこにいるというのだろうか…? 65ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 41 48 ID tD/QvwqG ニカノールとアンダーセンが唖然としてこの光景を目の当たりにする中 一隻の艦が先行しはじめる…、その艦は同時に味方にこう呼びかけた。 「こちら栄えあるユーク海軍ミサイル駆逐艦『グムラク』」 「同僚の撃沈を命じる艦隊司令官とは行動をともに出来ない、我々はニカノール首相を護る、同意する艦は我に従え!」 これに賛同するかのごとく、3隻の艦が艦隊を離れ始める…。 この名誉なき戦争の最大の争いである「セレス海海戦」が幕を開けた…。 「勇気ある彼らを護れ!ラーズグリーズ出撃!」 「元首、あなたは艦を発って下さい」 アンダーセンは戦闘機の発進をさせると同時に、ニカノールにハーリング大統領のところに行くようにと言う 「我々の大統領の元へ、そしておふたりが手を取り合っている姿をテレビ放送に乗せ、世界中に戦争の終わりを示すのです」 ニカノールはヘリの中でカタパルトから射出される、四機の漆黒の戦闘機を見つめていた…。 「今、我々に味方する心が現れた、勇気ある彼らを護れ!」 アンダーセン艦長の勇ましい声、そして艦長がかけたジャーニーホームの音色と共に、 四機は15隻の艦隊の対空砲火の中へと飛び込んでゆく。 「こちらケストレルCIC、敵性艦の識別データを送る、味方に被害を出すな…、出来るな?」 グリムは味方艦を攻撃するユーク艦を見て悲鳴を上げる 「なんてことだ!!味方を撃ってる!」 「離反するユーク艦隊を支援します!」ナガセは低空を維持しすぐさま一隻のフリゲートを沈黙させる ユーク艦隊では相手がたった四機の戦闘機であるということに対しての余裕の念が見えていた、 しかし彼らが相手とするのは「ラーズグリーズの悪魔」と呼ばれた彼らである…。 66ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 42 47 ID tD/QvwqG ケストレルへと向かう一隻の艦が上空のブレイズに対して通信をかけてきた、ユーク艦からの攻撃 を受ける彼らにはそんな暇とてもないが、しかし、確かめたいことだった… 「上空の戦闘機!!ラーズグリーズなのか?!」 ブレイズは自らがラーズグリーズであることを彼らに教えると、歓喜の声と共に返答が帰ってくる 「やはりそうか!こちらユークトバニア駆逐艦チゥーダ、共に戦うことが出来て光栄だ!」 上空のラーズグリーズは彼らのとっての『漆黒の英雄』であり、守護神であった。 合流する艦を守りつつ敵艦を攻撃する…、普通に考えれば不可能なことだったが、彼らはそれをやり遂げていた ハエでも落ちるような対空火器の間を縫い、放たれた矢はいくつもの敵を海へと沈めてゆく…。 「ケストレル!我々も仲間に加わる!!」 艦隊司令にいやいやしたがっていた艦が次々とケストレルに向かい合流進路を取り始める。 「見ろ!戦いが 新たな局面を迎えている!!」スノーは艦隊を見てグリムに叫ぶ 「すみません。新艦隊の姿に涙がにじんできちゃいました…」 「私たちの理解者が現れた。信じられない!」ナガセはそう叫びながら涙を浮かべていた 「全責任は私が負う、射撃開始!」海上ではユーク艦とユーク艦が戦っていた、ケストレルを守らんとする彼ら 「前方『敵艦隊』攻撃を開始する!」 敵性艦となるユーク艦隊では混乱が起きていた…、そして彼らの空を飛ぶものが『漆黒の死神』であることも叫ばれていた…。 それでもなお、彼らの優勢は揺るがず、攻撃は続行されていた。 「ブイストルイ回頭中、明らかな離脱行為だ!」 「何たることだ。同志ではなかったのか?」 「馬鹿どもが、いつから国を売った!?国家に対する重大な裏切りだ!!」 声を荒々しくして叫ぶユーク敵性艦隊の面々、追撃を開始する敵性艦グラナート しかし、追撃を開始しようと転進した次の瞬間、艦首から煙が上がっていた。 「何だあの戦闘機は!一瞬でグラナートがやられたぞ!?」 「たった4機に戦況が覆されるのか…、ラーズグリーズだ!そうだろう!?」 海上には航跡が入り混じり、いびつな模様を作り上げていた… 67ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 44 01 ID tD/QvwqG 「攻撃が可能な艦は我に続け!」ケストレルから発されたこの声と共に 体制を整えた駆逐艦チゥーダ・グムラク・ブイストルイ・ドゥープとイージス艦ブードゥシシイ オーシアとユークの混合艦隊は敵性艦隊に対してようやくまともな反撃を開始する。 「この世で最後の我々の艦隊を守り抜くんだ!」部下を失い続けたスノーの願いでもある言葉が響く 「栄光あるグムラクを敵の手に渡してはならぬ!」敵司令官は背信とも言える行為をとった味方艦を戻そうと必死であった しかし、最初の味方艦グムラクは司令官に従うつもりなどなかった… 「これは背信ではない。それは心に刻んでおけ!」 「こちらグムラク、攻撃を開始する。目標ザーフトラ!」 真に国を愛するものたちは今撃つべきものを必死で捕らえていた、まがまがしき憎しみを持つ者たちを。 「オーシア空母より発光信号『合流ヲ心ヨリ歓迎スル』」 ケストレルにはグムラクやチゥーダの艦上で手を振る兵士達の姿が見えていた… ケストレル艦隊についた艦には艦内放送でジャーニーホームが、平和のための歌が流れてた… 「乗組員にも聴かせてやれ」 「『ジャーニー・ホーム』か…、いい曲だな」 「ああ、本当にいい曲だ…」オーシアの歌を聴き、戦闘をする彼らの姿が、そこにはあった。 ラーズグリーズの神懸った戦闘によりユーク艦隊があらかた沈黙し始めた頃、セレス海上に 待機していたオーシア艦隊がケストレル艦隊に接近する。 「味方艦隊接近中」 「味方とはオーシア艦のことか。ふうむ、無駄かもしれんが援助を要請してみたまえ」 アンダーセンが援助を要請する通信を送るように促すも、帰ってきた返信は情け容赦のないものだった。 「オーシア艦隊は先ほどまでの通信を傍受していたようです、こちらのことをユークと手を組んだ裏切り者といっています!」 ベルカに染まったオーシア艦隊は最初からケストレルを攻撃するつもりだったのだ。 「オーシアの艦から攻撃!新たな敵味方識別データを送る、攻撃を阻止せよ!」 CICメンバーが顔をしかめながらデータを組み上げてゆく、識別データを受け取ったラーズグリーズは皆が叫んだ。 「オーシア艦隊が敵に回った!」と、そんな時スノーが叫ぶ 「仕方ないさ!俺たちはとっくに死んだことになってるんだ!」 68ACE5 混迷の海sage マジすいません05/03/04 16 45 50 ID tD/QvwqG オーシア艦隊が攻撃を開始する頃、ユーク艦隊は空母一隻を残し沈んでいた、ブレイズは 自らを信じてくれた艦隊を守るためにすぐさまオーシア艦隊へと向かう。 「憎しみは憎しみしか呼ばん。その結果がこれだ、俺たちに為す術はないのか?」 スノーの問いかけにブレイズは希望はあると叫んだ、信じること、そこから始まると…。 「平和への芽を摘ませるわけにはいかないッ!!」ナガセもグリムももう限界だった 彼らを飛ばしていたのは平和への思いだけだった…、陸から飛んできたオーシアのF/A-22の編隊は ケストレル艦上を飛ぶ一機の戦闘機によって、すぐさまその姿を鉄屑へと変え海に向かって行った… 航跡がさらにいびつさをまし、海上では曳光弾の軌跡が線になるかのごとく飛び盛っていた 海上は船の砲撃によって常に歪み、ファランクスによるミサイル迎撃の爆発が鳴り続けていた。 「ユーク空母アドミラル・ツァネフ、撃沈!」 この声と共に、ユーク敵性艦は全てが海へと沈められた…、そしてオーシアも残すその姿を空母バーベットと イージス艦ハルシオンのみとしていた…。 たった一時間と少しの戦闘で、沈んだ艦船の数は史上まれに見る艦隊数だった…、 「こちらは空母ケストレル艦長、無事に生き残った同志たちへ、おめでとう」 アンダーセン艦長のねぎらいの通信が艦隊に伝えられる。 「旅の終わりは近い、だが決してたゆまず、両国の融和のために最後まで戦い抜こう」 セレスの激戦を終え、ラーズグリーズの夜間飛行も、名誉なき戦争も その役割を終えようとしていた…。 69ACE5sageマジすいません05/03/0416 55 25ID tD/QvwqG セレス海海戦より数時間、解析が終了したディスクに記録されていたベルカの最終手段 それは「戦略核弾頭V2」と「SOLG」というものであった。 戦略核弾頭V2は15年前、自国の町を消し去ったV1の発展型で、たった一発でオーレッドを壊滅させる威力を持っていた。 そして、「SOLG」 ジュネットは少佐との話を思い出していた、SOLGはオーシアが15年前ベルカを攻撃するために作り出した衛星兵器 しかし、完成間際に戦争が終わり建造途中のまま放棄されていたと、アークバードはSOLGを復活させるために利用され ユークはSOLGを完成させないためにマスドライバーを攻撃したと。 SOLGはいつの間にか修理されていたアークバード同様に、すでに稼動状態にあった。 そしてSOLGを動かす司令センターが南北ベルカを隔てる国境地帯、オーシア・ユークの軍が使う武器の半数を出荷していた ベルカのグランダーI.G社の実験施設「シャンツェ」であるということがアンドロメダの解析によって判明していた。 71ACE5sage05/03/0418 02 37ID tD/QvwqG セレス海海戦より数時間、解析が終了したディスクに記録されていたベルカの最終手段 それは「戦略核弾頭V2」と「SOLG」というものであった。 戦略核弾頭V2は15年前、自国の町を消し去ったV1の発展型で、たった一発でオーレッドを壊滅させる威力を持っていた。 そして、「SOLG」 ジュネットは少佐との話を思い出していた、SOLGはオーシアが15年前ベルカを攻撃するために作り出した衛星兵器 しかし、完成間際に戦争が終わり建造途中のまま放棄されていたと、アークバードはSOLGを復活させるために利用され ユークはSOLGを完成させないためにマスドライバーを攻撃したと。 SOLGはいつの間にか修理されていたアークバード同様に、すでに稼動状態にあった。 そしてSOLGを動かす司令センターが南北ベルカを隔てる国境地帯、オーシア・ユークの軍が使う武器の半数を出荷していた ベルカのグランダーI.G社の実験施設「シャンツェ」であるということがアンドロメダの解析によって判明していた。 72ACE5sage05/03/0418 05 12ID tD/QvwqG セレス海戦を終えたケストレル艦隊は、最後の戦いにむけ進められるブリーフィングの中ベルカ潜水艦による 攻撃を受ける、爆音が鳴り響き振動が伝わる、ブレイズたちはすぐさま格納庫に向かった。 その頃管制室では必死の防御操作が行われていた。 「対艦ミサイル第二波接近、弾着まで10秒!」 「駄目です対応しきれません!!衝撃に備えてください!」 ファランクスの合間を縫ってきた対艦ミサイルがケストレルに直撃する、ケストレルはその横腹から 煙を上げ傾いてゆく… 「右舷に浸水!ダメコン急げ!…艦が傾斜するぞ!!」 あわただしくダメコンを作動させる彼らに艦長は苦肉の表情で命令する 「彼らを発進させろ!」 「駄目です傾斜してゆきます!艦が沈みます!」 しかし、艦長は意見を変えなかった 「彼らを打ち出せ、射出急げ!」 「発艦だけはまっとうしろ、射出要員以外は退艦急げ!」 カタパルトデッキには漆黒の戦闘機が上げられていた…。 ブレイズたちが射出されてからどれくらいたったのか、脱出ボートに乗るアンダーセンとジュネット達 「敵潜水艦 撃沈!」 水柱を見ながら船員達はガッツポーズを決めていた、しかし、その後ろで叫び声が聞こえる 「沈む、艦が沈むぞ!!」 皆が振り向くとそこには、炎を上げつつも沈み行くケストレルの姿があった… 兵士達はケストレルに敬礼をしつつ、その姿を見つめていた… 73ACE5sage05/03/0418 06 42ID tD/QvwqG [大統領官邸ブライトヒル/オーレッド 12月30日 22時00分] 大統領の前に詰め掛けた報道陣を前にして、ハーリング大統領は演説を始める。 「私はオーシア大統領ハーリングです」 「戦場にいるオーシア・ユークトバニア両軍将兵の皆さん」 「銃を置いて塹壕をあとにしましょう…」 「私の不在を利用して専断していた者たちから、首都オーレッドは解放されました」 「自由と正しいことを行う権限を奪われていた私は、今こうして黄金色の太陽の下に復帰し」 「そして…、ユークトバニア元首ニカノール首相閣下とともにあります」 「両国間の不幸な誤解は解け、戦争は終わりました…」 壇上に立つ二人の指導者に向けてカメラのフラッシュはけたたましくたかれる 「私はユークトバニア元首にして政府首相ニカノールです」 「戦場にいるユークトバニア・オーシア両軍将兵の皆さん、ハーリング大統領と私とが―」 「肩を並べ、手を取り合う姿をご覧いただきたい」 「大統領の今の言葉は真実です、戦争は終わったが我々にはまだなさなければならない戦いがある」 74ACE5sage05/03/0418 09 07ID tD/QvwqG 「そのとおりです、我々の間に憎しみを駆り立てた者たちは」 「我々のどちらかの国、そこにある大都市の半数を破壊できる兵器を用意しつつあるといいます」 「しかし、我々の友人たちが今、飛行機を飛ばし」 「その企みを阻止するための行動を始めています…」 「破壊されようとしているのは二つの国のどちらなのか、それはわからない」 「しかし、それは重要ではない、どちらの国が被る被害も共通の大きな痛手です」 「両国将兵の皆さん、どうか心あらば―」 「あなたがたの持てる道具を持って、どうか彼らを手助けしてやって欲しい」 「彼らは今…、東へ飛んでいる」 そして、前に出たニカノールは声を大にしてこう訴えた 「なおもまがまがしい武器の力を使おうとする者たちよ、平和と融和の光の下にひれ伏したまえ!」 拍手喝采と共にフラッシュが彼らの姿を捉え続けていた… そして、黄色くスモッグがかかったような雲に覆われた空を四機はシャンツェに向かって飛んでいた。 75ACE5 ACESsage05/03/0418 10 30ID tD/QvwqG ACES(Archer=グリム Chopper=ダヴェンポート Edge=ナガセ Swordsman=スノー) 2010/12/30 「SOLG制御施設陥落」 ベルカ軍がSOLG(戦略衛星軌道砲)に、MIRV(個別誘導複数目標弾頭)である核兵器V2を配備。 ハーリング大統領とニカノール首相の共同声明に呼応した オーシア・ユークトバニア両軍の混成部隊がオーシア信託統治領・ノースオーシア州(旧南ベルカ)に進撃。 制御施設全域を完全制圧。 ラーズグリーズ部隊は制御施設地下トンネルに突入、SOLG制御装置を破壊。 ジャーニーホームの口笛が聞こえる… 「前方、ユーク軍機だ…」グリムが前を飛ぶSu-37の編隊を見つける、それはまっすぐこっちへ向かっていた。 「こちらはユーク第703飛行隊だ、大統領たちの演説を聞いた、君たちにつく」 そういうと彼らはラーズグリーズの側衛につく、そして聞こえる別の歌声… 後方から接近してきたのはオーシアカラーのF/A-22だった 「我々にもその歌を歌わせてくれ、一緒に行くよ」 次々と合流する戦闘機…、そこにはオーシアもユークトバニアもなかった… 「こちらはオーシア空挺旅団第一大隊、旅団長を殴ってきた、手を貸させてくれ」 通信と共にヘリの大部隊が市街地の真上を飛んでゆく。 「ユーク第172爆撃中隊だ、その歌は我々も大好きだ、空中管制機も連れて来た」 後ろから接近するE-767空中管制機 「♪ララーララ~~ 我々の美声を聞きたまえ、こちらは空中管制機オーカ・ニエーバ」 「君たちの言葉で空の眼「スカイ・アイ」という意味だ、君たちのボスから通信が入ってる、中継しよう」 味方の大合唱が続く中、親父さんからの通信が入る。 親父さんはSOLGの本格稼動が近いこと、司令電波はやはりシャンツェから発せられてることを伝え ブレイズに作戦を説明する。 76ACE5 ACESsage05/03/0418 13 48ID tD/QvwqG 機甲部隊とヘリボーン部隊によりシャンツェが設置される「実験用トンネル」への入り口を開き トンネルが封鎖される前に、戦闘機による突入を行い中核部の指令ユニットを破壊するというものだった。 通信が切れると同時に、対空砲火の火線がゆっくりと見えてくる… 「君たちの接近を探知したグランダー社は、オーシア・ユークトバニア両国の好戦派の軍人たちに助けを求めた」 「見返りに3発目の小型戦術核V1を、助けてくれた側の陣営に渡すといってね、より強力なV2のことは隠したままだよ」 「いいか、彼らは戦闘機すら繰り出して来るぞ!」 親父さんの声が聞こえなくなるくらいの戦闘音…、通信にはハーリング大統領とニカノール首相の軍の説得が続いている 「ユーク軍機に構うな!ウォードッグの幽霊をしとめろ、私に続け!」 どこからともなく聞こえた声の主は懐かしき裏切り者、ハミルトンだった。 「おやおや、ハミルトンもいるぞ」 グリムはベルカのカラーリングのMig-1.44に乗る彼を見てあきれ返っていた。 グランダー社の対空砲火もラーズグリーズにはかすることはなく、次々と沈黙させられてゆく 「工業地帯に進攻したオーシア・ユーク軍が終結しています!この地域が再び戦渦に巻き込まれるという残念な結果に…」 地上ではユーク・オーシアの両放送機関も協力してこの南ベルカで起こる戦闘を世界に向けて中継していた。 「空挺旅団第一大隊全員聞け!よし、ヘリボーンだ!俺たちも行くぞ!」 「こちらは第112歩兵大隊だ、ユークへの進発準備中だったが大統領の言葉で戦いの目的が変わったことを知った、これより敵施設を攻撃する!」 地上・空中、眼に見える範囲には味方が居た、戦争を終わらせるために共に飛ぶ仲間が。 「核兵器は我々のものだ、オーシアのカラスどもめ!」 「ここは今はオーシア領土なのだ、ユーク軍機の好きにさせるか」 敵の無線では血なまぐさい口論が続いていた…、それを傍受していたオーカニエーバが愚痴をこぼす 「悪人に味方するもの同士で噛み合ってるよ、まるで地獄の犬どもみたいだ」 77ACE5 ACESsage05/03/0418 17 31ID tD/QvwqG 「なぜ彼らが「ラーズグリーズ」と呼ばれているか詳細は不明です、「ラーズグリーズ」はおとぎ話に登場する悪魔とも英雄とも言われ…」 「ラーズグリーズか…、伝説の通りになったな」 「『…英雄として現れる』…か、あながち作り話ではないかもな」 皆が口々にラーズグリーズの名前を口に出し、彼らの下に居れば生き残れることを確信していた。 「レポートしている私も信じられません!この光景はまるで…言葉が見当たりません」 「兵士たちがこちらへ手を振っているのが見えます」 「軍だけでなく、我々報道機関もオーシアと連携し…」 無線に混線し続ける報道は歴史がまた一つ変わる夜のことをしっかりと世界へと伝えていた。 「熱源反応あり、方位040、距離400…待て!それは「戦友」だ、射撃中止!」 「引き金を間違って引かないでくれよ」 「分かってる、でも念の為にあまり前は飛ばないでくれ」 空を飛ぶオーシア・ユーク軍機による混成部隊は着実にベルカの航空機を空域から駆逐していった。 しかし、ブレイズが戦闘機を落とし、対空火器を攻撃しようと機種を下げた瞬間、空が光り、轟音がなりひびいた。 SOLGからの無差別攻撃によるその光は、容赦なく味方を飲み込んでゆく。 「上空から攻撃!航空機じゃないぞこいつは!」 「衛星か!?そんな遠くから届くのか?」 味方に混乱が置きつつも、すぐにそれは収まってゆく… 78ACE5 ACESsage05/03/0418 19 15ID tD/QvwqG 地上部隊はラーズグリーズの支援により、トンネルのコントロール施設を占拠する そして、彼らはトンネルの入り口を開けたことをブレイズへと伝える。 トンネルへと飛び込むブレイズ達、その飛行技術はもはやバートレットを越えたともいえたかもしれない。 トンネルの反対側からも別同期が来るということを聞いたスノーは 「トンネルの反対側から別働機だって?こんなことが出来るパイロットが何人いるというんだ?」と叫ぶ。 そして、ブレイズたちを追うかのごとく、ハミルトンもトンネルに飛び込んでくる。 「逃がすか、ウォードッグ!滅びへの道を飛べ!」 「核兵器は我々のものだ!ユークに勝つのだ!」 その直後、回線に入ってくる声 「こちらハートブレイク・ワン、お前たちの真正面だよ、ブービー」 ハミルトンもこの通信を聞いていたらしく、バートレットの生存に驚きつつも、自論である核の恐怖によって戦争を終われせることを叫ぶ。 「敵味方の区別が出来なかったのがお前の失敗なんだ、恐怖は味方じゃねえ!」 バートレットの叫びに一蹴されたハミルトンはブレイズに執拗なまでの攻撃を加えてゆく、しかし、なぜか一発もかすりもしない。 そしてブレイズたちはトンネル中枢部のターゲットを破壊することに成功する 向かい側から飛んでくるバートレットのF-14とすれ違い、トンネルを脱出するために全速で離脱してゆく。 「警報が鳴りっぱなしです!」そう叫びつつグリムは丁寧に飛んでいた。 そしてシャッターが閉じる中をブレイズたちはギリギリで脱出することに成功する。 「ハミルトンは?」ナガセが最後尾を飛んでいたグリムに尋ねる 「死にました…、前方からバートレット大尉を追ってきた敵機の破片にぶつかって…」 シャンツェは無事破壊され、SOLGの攻撃も終わった… 南ベルカの上空を、ラーズグリーズ・オーシア・ユークの航空機が舞っていた… 121ACE5sage05/03/0914 17 04ID pAs5tZGQ 南ベルカでの戦闘が終わったとき、落下を始めたSOLGに気付き始めたのはまず誰よりも天文学者達だった。 誰が言い出した訳でもなくリレーを行い、正確な落下予測地点の情報を軍部に伝えたのも彼らであった。 シャンツェが破壊された時、SLOGはオーシア首都オーレッドにむけて落下するようにプログラムされていたのだ 「彼らが何者なのかは知らない。だが全ては知らなくとも、道路から離陸していく彼らの姿に、私は畏敬の念を抱かずにはいられなかった」 12月31日早朝、首都へ通じる幹線道路は突如陸軍によって封鎖された。 「私達が それ を目撃したのは、早朝のジョギングをしている時でした」 「繰り返し伝えられるニュース報道に安心し、娘と二人(と一匹)で今年最後の朝の空気を吸いに出かけた私は」 「生涯忘れることの出来ない瞬間を目の当たりにする事となったのです。戦争など遠い土地の出来事。テレビの中の物語に過ぎなかったのに」 122ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 18 12 ID pAs5tZGQ THE UNSUNG WAR 2010/12/31 「環太平洋戦争終結」 ラーズグリーズ部隊はオーシア首都オーレッドへの落下攻撃へ移行したSOLGの追撃作戦を決行。 オヴニル、グラーバク、両戦闘機隊の妨害に遭うも、ラーズグリーズ部隊、SOLGを破壊。 12月31日早朝…まだ空がうっすらと暗い中、首都オーレッドの新幹道路には4機の戦闘機が離陸のために配備されていた 地上に戦略核数発を搭載したSOLGが落下している、SLOGの推進ユニットを破壊し空中で破壊するためにラーズグリーズは最後の空へと向かう 「さびしすぎる最後の出撃だな…」 陸軍兵士の誰かが言った、あと15分もしないうちにSLOGはオーレッドに衝突する… 「さあ、発進準備が完了した」 この言葉を最後に、ラーズグリーズを乗せたF/A-22は市街地の中から空へと離陸していった Oured, Osea 0606hrs. Dec 31 ベルカでの戦闘後、共に帰還した管制機であるオーカニエーバがラーズグリーズに指示を伝える 「こちらオーカ・ニエーバ、急ぎ目標地点に向かえ」 「1秒遅れれば反復攻撃のチャンスは減る、SOLGが攻撃可能高度に降下するまで、あと5分」 オーレッドの人々が見たのは、空から落ちてくる十字の星と、それに向かって飛んでゆく四機の漆黒の戦闘機… 「急がなくては!SOLGへ!」 ナガセが叫ぶとグリムとスノーがブレイズに「隊長!」と声をかける ブレイズがそれに呼応したとき、全員が戦闘態勢へと移った。 SLOG攻撃可能高度まであと3分になったとき通信に割り込んできた声… 「間違いなくラーズグリーズだ」 戦争を引き起こした影の人間たち… 「オーカ・ニエーバよりラーズグリーズの亡霊。レーダーに新しい敵機!」 「オヴニルとグラーバク、ベルカ人の編隊がダブルで、だ。」 123ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 18 46 ID pAs5tZGQ [オーレッド湾 12月31日 06時08分] Oured Bay 03゚57 35 N 232゚15 31 E 0608hrs. Dec 31, 2010 「われわれは今、15年前の誇りを取り戻す!」 「さあ、決着をつけよう!凶鳥どもめ!」 オヴニルとグラーバクのリーダーが叫ぶと同時に、8機のS-32はその牙をラーズグリーズに向ける 「単独戦闘は禁止、2機で1機を仕留めろ」 驚異的な戦闘機動を駆り彼らはブレイズたちに襲い掛かる 「SOLGの先触れとなれ!貴様たちから堕ちろ!」 「貴様たちが滅んだあと、我々は南のトンネルを開く!」 「二国を貶め、復讐を果たし、再びベルカは南の地を手に入れる!」 彼らを突き動かしてたもの、それは復讐でもなんでもない、純粋な憎しみだった 「われわれは今、失われた勝利を取り戻す! 」 時代が変わったことに気づかず、敗戦を繰り返した彼らは最後まであきらめなかった 「もう故郷へ帰れ!二度と現れるな。」 スノーは彼らの妄言を跳ね除けるように彼らに怒鳴りつける、それと同時に彼の機体は敵の機体を始末する 「グラーバク、オヴニル!怨みがあなたたちを鈍らせる!」 「むちゃくちゃな逆恨みだ!彼らのは!」 グリムとナガセもそれに呼応するかのごとくブレイズを支援する 「我々は勝利する!屈辱はすでに十分なのだ!」 「15年前バートレットを堕としたのは私だ。ましてや貴様たちなど!」 グラーバクのアシュレイ…、親父さんと基地を脱出する際に追いかけてきた男 必死で彼が追う先にはブレイズの姿があった、しかしそのときすでにグラーバクとオヴニルはあわせて4機しかいなかった 124ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 21 06 ID pAs5tZGQ 「貴様たちも、無辜の民たちの犠牲の痛みを 思い知るがいい!」 執拗にブレイズだけを狙う彼ら… 「我々に向けてSOLGを作ったのは お前たちなのだ!」 「我々へ向けた匕首がお前たちの上に降る。皮肉を味わえ!」 現にSOLGは目の前まで来ていた、彼らが15年前味わうはずだった恐怖がその目の前に迫っていた 「怯えてる暇はない!彼らを越えなくては!チョッパー大尉…いるのなら支援して下さい!」 グリムは苦しそうな声を出しながら飛んでいる、その傍らでブレイズはオヴニルと闘っている 「裏切り者さえなければ、とうに得ていた勝利を、実現する!」 「我々は15年前の遺物ではない。まっさらな憎悪なのだ!」 「バートレットもフッケバインも何ほどでもない。まして貴様らなど!」 空が複雑な飛行機雲で彩られてゆく中、叫びがこだました 「神よ、我らの地獄への門出に栄光を!」 オヴニルの隊長はこう叫びながらオーレッドの海に散った… 残るグラーバクと決着をつけるためにブレイズはすぐさま体制を整える そしてわずかな静寂の後、アシュレイが最後に漏らした言葉…、空を飛ぶものとしてブレイズにむけた言葉 「ああ…これほど出来るとは思わなかったよ、君たちが…」(I...Ineverthoughtyou would be this good... ) 彼の乗ったS-32はゆっくりと降下していった、本来ベイルアウトできるはずの状態で… 125ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 22 02 ID pAs5tZGQ すぐに編隊を組みなおしたブレイズたちはSOLGに向かって再び飛び出す 「東の空に明るみが…朝が来る」ナガセが地平線を見ながらつぶやく 「…僕らの夜間飛行が終わる、見たいなあ…一番綺麗な朝焼けを」グリムがもの悲しげに言う 「そうだ、来週誕生日だったんだ…僕」グリムが自分の誕生日を思い出しスノーが生きていればいい事だってあると励ます 「兄貴が…ユーク大陸から帰ったらお袋、喜ぶでしょうね。」 自分達は非公式の存在、亡霊、当分は元の生活に戻れないという悲しさがその言葉にはあった。 「2番機として、二度と隊長機を失うまいと思って… 」 「今日まで飛んできました、あと少し…もう少しだけブレイズの2番機でいさせて」 ナガセがブレイズにこう言った直後だった 「攻撃可能な高度までSOLGが下がったぞ、君たちを信じるよ、破壊してくれ!」 目の前には少し雲がかかって白く見える空、そしてそこには回転する十字の星、SOLGがしっかりとあった 「君たちのおやじさんから、こちらにデータリンクが来た」 「SOLGの構造が手に取るようにわかるよ、SOLGには回転する加速器があり、この隙間からしか中枢部分を直接攻撃できない」 「ひどい話だ、難しいね…」 それを聞いたスノーは 「あのパーツの隙間を狙うのか?針の穴を通すようなものだ」 「ああ…なんて大きさだ、落ちてゆく…」巨大なコロニーのような物体が時速600キロ以上の速度で落下してゆく 「SOLGの装噴ユニットを破壊!」 ブレイズとナガセの攻撃によりSOLGは剥き出しになり、残りは中枢だけとなった… 「あれが、SOLGの中枢… 」 「隊長!ここはあんたでなくては!」 機銃とミサイルが入り乱れる中ナガセが叫ぶ 「ここが私たちの最後の空、ここを越える!」 そして、ブレイズの放ったミサイルが、中枢を捕らえた… 126ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 23 35 ID pAs5tZGQ オーレッドの早朝、沿岸部の空で巨大な爆発が起こった それはいくつもの流れ星を降らせた… 朝日が昇る中、空には4機の戦闘機がそこにあった… 歴史が大きく変わるとき、ラーズグリーズはその姿を現す 始めは漆黒の悪魔として、悪魔はその力を持って大地に死を降り注ぎ、そして死ぬ しばしの眠りの後、ラーズグリーズは再び現れる、英雄として現れる… 通信には兵士達の歓喜の声が聞こえていた ラーズグリーズの名前を何度も何度も… 127ACE5 THEUNSUNGWARsage05/03/09 14 24 38 ID pAs5tZGQ 『英雄悪魔そして亡霊―ベルカ紛争における謎の英雄達』からの抜粋 ―OBNジャーナル2014年7月特別号― 環太平洋戦争(ベルカ事変)における最大の英雄かつ功労者であり 戦後その消息が全く謎である『ラーズグリーズの英雄』が オーシア国防空軍第108戦術戦闘飛行隊の『サンド島中隊』と同一部隊であったとの説は未だに根強い 専らユークトバニア兵士の間では『ラーズグリーズの悪魔』と呼ばれ、その機動力は最前線の兵士の士気を容易く打ち砕いたという 一方『サンド島中隊』に関しては現時点で入手可能な情報は極めて少ない 2010年12月7日セレス海沖合での全機撃墜の記録を以って、『サンド島中隊』の翼跡は完全に途絶える しかし『サンド島中隊』と『ラーズグリーズの悪魔』とが奇妙に符合する点は多い 『英雄』とも『悪魔』とも(末期には『亡霊』とも)呼ばれた謎の部隊は今尚我々の中に漂い続けている オーシア連邦第48代大統領ビンセント・ハーリングは、ベルカ事変に関係する全報告を2020年に公開することを昨年の連邦最高議会において表明した 情報公開表明に伴う宣言の中で、大統領は次のように述べている “この事変を総括するには、残念ながら私達は時を待たねばならない しかし、世界は新たな時代へと既に向かい始めている” “闇を照らす炎が消えぬ限り、この道は続くだろう” 今は閉鎖されたサンド島基地、空をプロペラのついた大型の飛行機が飛んでいる ダヴェンポートのペットのカークが滑走路でその飛行機を見つめている 格納庫のベンチにはサイダーが置かれていた…、今は誰もいないこの基地、鳥達が空を舞っている この世に再び満ち溢れた平和 『ラーズグリーズの英雄』と呼ばれた彼らが、再び戦場の空を飛ぶことはなかった あの雲の上は再び英雄を必要としない青空に戻った それこそが―彼らが求め続けたものだったのかもしれない ACE COMBAT 5-THE UNSUNG WAR- 128ACE5 まとめsage05/03/0914 33 33ID pAs5tZGQ 以上がACE5です、長くなって申し訳ありません 簡潔なまとめです オヴニル戦闘機隊が国籍不明期として演習中のバートレットたちサンド島部隊を攻撃 その翌日、ユークトバニア宣戦同時攻撃。 ウォードック隊、バートレットを失いつつも反撃、第三艦隊が敵潜水艦シンファクシによって壊滅するも シンファクシ・リムファクシを戦線に投入されたアークバードの援護の元ウォードック隊が撃破。 ユーク上陸作戦でウォードック隊の作戦エリアで8492飛行隊がユーク民間人を虐殺 これにより両国間の関係が悪化、報復テロの連鎖。 ウォードック隊容疑を晴らすために前線で活躍、敵要塞を落としてサンド島に帰還中に8492飛行隊によって強襲される これにより戦争のバックにベルカ公国がいることに気づく。 基地に帰るも基地はオーシア8492飛行隊(ベルカのグラーバク)の派遣将校だったハミルトンによって 掌握されており、ウォードックはスパイ容疑をかけられる。 ウォードックは練習機を奪って脱出。 ユークとオーシアは15年前の戦争以降、空軍戦力増強のため外国人で編成される アグレッサー部隊を作っていた、それに選ばれたのがベルカのオヴニル&グラーバク 129ACE5 まとめsage05/03/0914 43 31ID pAs5tZGQ ウォードック脱出するもサンド島北でケストレル艦隊所属マーカス・スノー大尉によって 全機撃墜、その後同ケストレル所属のヘリ部隊によって救出。 舞台裏に気づいていたアンダーセン艦長と親父さんの指揮のもと大統領救出作戦を実行 これに成功し大統領を救出、大統領は度重なる電波ジャック放送をするがどれも副大統領などの 売国奴勢力によって封殺、一方ウォードックはラーズグリーズと改名、同時にベルカの核輸出 を止める為に南ベルカ襲撃、その後核が積まれユーク首都に向かって飛行していたアークバードを破壊 レジスタンスよりバートレット生存の報告を聞き、バートレット救出に成功、同時にグラーバクを全機撃破するも 全員ベイルアウトする、ニカノール首相と共に救出だが、ハーリング大統領は首都に海兵隊と向かっていたので ニカノールもそれを追う、少佐からもたらされた情報でV2とSOLGの情報が明らかになる。 ニカノールが艦を発った直後セレス海海戦、二十数隻が入り乱れる海戦になったがラーズグリーズの力によって ケストレル艦隊が勝利。 戦闘後、ベルカ潜水艦の奇襲によりケストレル沈没するもラーズグリーズがベルカに向かって出撃 SOLGコントロールセンターシャンツェを破壊、同時にハミルトン死亡。 シャンツェ破壊から数時間後、SOLGが静止衛星軌道上を離れ、オーレッドに向かい落下 これを撃破すべくラーズグリーズ出撃、途中ベルカ人部隊と死闘を繰り広げるも勝利 落下したSOLGはオーレッド上空に到達する前に破壊された。 134ACE5sage05/03/0921 07 10ID pAs5tZGQ 最後に言い忘れたんですが ユークがマスドライバを攻撃したのは、SOLGの機動を恐れたためです アークバードの機能は隕石の破壊のほかに、SOLGの修復が出来たからです。 スタジアムでの事件の際、スクランブル体制をとっていた基地での事故は8492飛行隊によるものです 援護部隊が帰って行ったのも8492の通信が原因です。 バートレットは15年前の戦争で「ブービー」と呼ばれていました、親父さんは本当の名前をフランクリン・ベルツ という名前で、ベルカ空軍で「フッケバインの凶鳥」と呼ばれていました。 親父さんは核弾頭投下任務を拒否してバートレットと共に連合に下りました。 15年後、ブレイズはバートレットに「ブービー」というあだ名をつけられてます ブービーの元ネタはWW2で活躍したドイツ人飛行士エーリッヒ・ハルトマンです 彼の部隊「カラヤ」は漆黒のカラーリングと騎士鉄十字と呼ばれるエンブレムがついています 敵軍からの呼ばれ名は「ウクライナの黒い悪魔」 撃墜記録は352機、出撃回数825回 彼は共に出撃した仲間を必ず連れて帰ってくる飛行士でした ブレイズの元ネタとなった人間です。 ちなみにチョッパーの名前がふざけてるのはチョッパー=ヘリの呼び方だから 93名前:名無しさん投稿日: 2006/05/31(水) 16 15 44 [ CcGe1fVk ] ACE COMBAT 5についてですが、 ”凶鳥フッケバイン”ことおやじさんの本名は、 「フランクリン・ベルツ」ではありません。 ZEROにて本名は「ヴォルフカング・ブフナー」であることが判明。 ちなみに「フランクリン・ベルツ」は04の「バンカーショット作戦」の地上部隊指揮官で、 ミッション中に戦死する中尉です。 ↑これも間違い。戦死するのは「レオナード・ベルツ」
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仮面ライダースナイプ コンバットシューティングゲーマー レベル3 ガシャットヘンシン2弾 ガシャットヘンシン3弾 ガシャットヘンシン6弾 ライダータイム2弾 プロモーションカード ガンバライジングデータ ガシャットヘンシン2弾 [部分編集] カードナンバー G2-010 レアリティ LR ライダータイプ チェイン ステータス コウゲキ 700 ボウギョ 700 タイリョク 3800 必殺技 コンバット・スカイウォー コスト4 ひっさつ 1950 スロット G 90 拳 90 拳 70 拳 60 蹴 60 蹴 50 アビリティ ラウンド2まで、1ラウンド毎、コウゲキ+500 テクニカルゲージがアップする。 ただし、あいてのチームのテクニカルゲージスピードをダウンさせる。 ライドバースト 仮面ライダースナイプ コンバットシューティングゲーマー レベル3 ステータス コウゲキ 1450 ボウギョ 1250 タイリョク 3800 必殺技 コンバット・スカイウォー コスト8 ひっさつ 3650 スロット G 100 拳 90 拳 80 拳 60 蹴 60 蹴 60 バーストアビリティ バーストしたとき、コウゲキ・ひっさつ+1500 あいてのチームのテクニカルゲージスピードを超絶アップさせる。さらに、テクニカルバトルに勝ったとき、バーストゲージがアップする。 解説 スナイプの第3形態がプロモでの先行参戦を経て正式参戦。前回レベル2始動のLRと比べるとAPアップが無いとややイマイチ…と思いきや、今回は真逆の支援型かつ安定型のスペックとなった。アビリティはラウンド2までだが、2回ほど攻撃+500とテクニカルゲージが2回アップする。2回しかアップしない反面、次ラウンドまでの文字が入っていないので必ず蓄積可能。逆にデメリットとして相手のテクニカルゲージスピードをダウンさせる効果を施すが、ある意味バースト後の副効果で緩急をつけるとも取れる事だろうか。一方のバーストアビリティは攻撃と必殺に分散されているが、副効果は相手のテクニカルゲージスピードを超絶アップと一気にスピードに差をつけられるのはポイント。もう一つはテクニカルバトル勝ちでバーストゲージアップだが、単なるバーストゲージアップだけなのでやや物足りないか?唯一の難点としては無いものの、アイコンが素手統一な事。特にスナイプだけに銃アイコンデッキで組もうとするとこのカードが素手な事もあり、初登場時のG2弾当時ではどうやっても銃アイコンにする事は出来なかった。しかしG3弾頃に発売されたガシャットギアデュアルβでバンバンシュミレーションにすれば銃アイコンに出来るようになり、後に出てきたハイパームテキや仮面ライダークロニクルガシャットでも銃持ちにする事が出来るようになった。 ガシャットヘンシン3弾 [部分編集] カードナンバー G3-014 レアリティ N ライダータイプ パッション ステータス コウゲキ 600 ボウギョ 500 タイリョク 2400 必殺技 ジェットスナイプナックル コスト2 ひっさつ 1500 スロット G 90 拳 90 蹴 80 蹴 60 拳 50 蹴 50 アビリティ チームタイリョクが6000以上のチームだと、コウゲキ+500 ライジングパワー+2 ライドバースト 仮面ライダースナイプ コンバットシューティングゲーマー レベル3 ステータス コウゲキ 850 ボウギョ 800 タイリョク 2400 必殺技 コンバット・スカイウォー コスト7 ひっさつ 2550 スロット G 100 拳 100 蹴 80 蹴 70 拳 50 蹴 50 バーストアビリティ バーストしたとき、あいてのチーム全体のボウギョ-400 解説 レジェンドゲーマー参戦で枠が圧迫されている関係からか、プロモと同じパッションタイプで一気にN落ち。スペックは先行参戦したプロモの能力を調整し、バースト必殺をコンバット・スカイウォーに変えただけの構成と変わりなく相手防御-持ちなのにバースト必殺は2550と低くくコスト7と重めなのが残念。また90(バースト後は100)が2つあるが50も2つある博打型スロットにも注意。 ガシャットヘンシン6弾 [部分編集] カードナンバー G6-018 レアリティ R ライダータイプ ブレイカー ステータス コウゲキ 800 ボウギョ 600 タイリョク 2650 必殺技 コンバット・スカイウォー コスト3 ひっさつ 1400 スロット G 90 拳 90 拳 70 蹴 60 拳 60 蹴 50 アビリティ テクニカルバトルにパーフェクトで勝ったとき、バーストゲージが超上がりやすくなる。 ライドバースト 仮面ライダースナイプ ハンターシューティングゲーマー レベル5 ステータス コウゲキ 850 ボウギョ 900 タイリョク 2650 必殺技 ドラゴニックレールガン コスト6 ひっさつ 2800 スロット G 100 蹴 90 蹴 90 蹴 70 蹴 60 蹴 50 バーストアビリティ バーストしたとき、コウゲキ・ひっさつ+300 さらに、パッションタイプのひっさつ+400 解説 3弾ぶりの登場。アビリティはテクニカルパーフェクト勝ちでバーストゲージ上昇率超アップとRながら結構な能力を持つ…が、バーストすると一転、レベル5にチェンジするのに何故かオールキックアイコンに切り替わってしまい、バーストアビリティも効果がそこまで無い上に副効果も他タイプ指定での必殺強化とイマイチ。よって表面のままで運用するのが得策。 ライダータイム2弾 [部分編集] カードナンバー RT2-048 レアリティ R ライダータイプ フィニッシャー ステータス コウゲキ 800 ボウギョ 500 タイリョク 2100 必殺技 コンバット・スカイウォー コスト2 ひっさつ 1500 スロット G 90 蹴 90 蹴 80 蹴 60 拳 50 拳 50 アビリティ ①APバトルに負けたとき、カウンター発生率が超アップ ライドバースト 仮面ライダースナイプ シミュレーションゲーマー レベル50 ステータス コウゲキ 900 ボウギョ 750 タイリョク 2100 必殺技 ドレッドノートブラスター コスト8 ひっさつ 2750 スロット G 100 銃 90 銃 80 銃 60 銃 60 蹴 60 バーストアビリティ ①バーストしたとき、防御+1000 さらに、バーストブレイクに大成功したとき、防御分、必殺がアップ 解説 前回に引き続き登場したスナイプ。前回はレベル5始動だったが、今回はタイプを変えつつG6弾以来のレベル3始動で登場となった…が、レアリティがRになっている事もあり基本ステータスは上昇。更に前回レベル5の問題点だった「表面はオールキックアイコンだがバーストするとほぼ銃アイコンに切り替わる」という欠点が解消されており、今回も素手だがしっかりとパンチアイコンが入っているのでガシャットスキャンして銃アイコンに出来るようになったのはありがたいところ。ただしスロットの欠点は改善とはいえ、表アビリティはAPバトルに負ける事でカウンター発生率超アップ、バースト時は防御+1000とバーストブレイク大成功で防御分、必殺アップとクセがやや強い。とはいえライダーロードにはカウンター発生のミッションがあるため、それには役に立つか。 プロモーションカード [部分編集] カードナンバー PG-035 レアリティ N ライダータイプ パッション ステータス コウゲキ 750 ボウギョ 550 タイリョク 2400 必殺技 ジェットスナイプナックル コスト3 ひっさつ 1300 スロット G 80 拳 70 蹴 70 拳 70 蹴 70 蹴 60 アビリティ 1ラウンド毎、ライジングパワーが3以上だと、コウゲキ+300 さらに、あいてのチームのミガワリ発生率をダウンさせる。 ライドバースト 仮面ライダースナイプ コンバットシューティングゲーマー レベル3 ステータス コウゲキ 1000 ボウギョ 800 タイリョク 2400 必殺技 コンバットバスターストライク コスト6 ひっさつ 2500 スロット G 90 拳 90 蹴 70 拳 70 蹴 70 蹴 60 バーストアビリティ バーストしたとき、ひっさつ+500 ライダーガッツ率がアップする。 入手方法 てれびくん1月号 解説 てれびくんの4号連続ガンバライジングカード付録の第3弾で、スナイプの新たな姿がプロモで先行参戦。 ガンバライジングデータ [部分編集] 登場作品:「仮面ライダーエグゼイド」 バースト前:仮面ライダースナイプ シューティングゲーマー レベル2,仮面ライダースナイプ ハンターシューティングゲーマー レベル5 バースト先:仮面ライダースナイプ ハンターシューティングゲーマー レベル5
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World Lobbyルーム作成の目安 ※あくまでも2chアドホック本スレ及びwiki限定であり、同好のユーザー同士集まりやすくする為のものであり、他者へ強要するものではありません。※ **あくまで同好のユーザー同士集まりやすくする為のものであり、他者へ強要するものではありません。 World A モンハン MG 無双 GTAなどのアクション系全般(満員の場合Bへ) World B 同上 World C 車ゲー全般 遊戯王系(car,card) World D PSp 煉獄 ディスガイアなどのRPG,SRPG系全般 World E World F 格闘ゲーム全般,FFT,DFF、マクロスFなど World G ガンダム系 アーマードコア などのロボット全般 World H ひぐらしデイブレイク World I いたスト ルミネス アイマスなどのパーティーゲー,パズル系全般(アイレムゲームはI-6、ぷよぷよは I-24 ) World J サッカー野球競馬などのスポーツゲー全般(Jリーグより) 確定ロビー ロビー ゲーム名 F-10 魔法少女リリカルなのはA’s PORTABLE -THE BATTLE OF ACES- I-06(アイレム) 戦国絵札遊戯 不如帰-HOTOTOGISU- 乱 それぞれのスレをリサーチしてから追加お願いします Worldを決めるのは2chアドホック本スレ及びwikiではありません。 それぞれゲームのスレの方針に従ってください。 Q xxで****のルーム作る奴って何なの? A あくまでもルーム作成の目安であり強制するものではありません 11/17【PSP】アドホック・パーティー Part8【PS3】版 コメント(質問,意見) 名前 コメント すべてのコメントを見る もう更新ぜんぜんされてないんだね -- (名無しさん) 2014-10-01 23 25 18 エースコンバットはFで見たような -- (名無しさん) 2010-08-29 21 33 53 J-50は海外版MHP2、MHP2GにあたるMonster Hunter Freedom 2,および2Gの部屋になってる。 アドパは日本のみのサービスなのに外人恐るべし。 -- (名無しさん) 2009-01-26 14 21 53 エースコンバットXはどこ? -- (名無しさん) 2008-12-21 13 48 25 Gはガンダムの頭文字からだろうか -- (名無しさん) 2008-11-29 14 10 31 ミスった -- (名無しさん) 2008-11-26 21 51 43 遊戯王TF3動作確認だそうです -- (名無しさん) 2008-11-26 21 50 59 アイレムロビー占有ワロタ -- (名無しさん) 2008-11-21 15 25 23 戦国絵札遊戯 不如帰-HOTOTOGISU- 乱公式サイトでI-06(アイレム)利用を案内 -- (名無しさん) 2008-11-19 21 40 26 最新版に変更 -- (名無しさん) 2008-11-17 18 37 46
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テスト -- (テスト) 2011-10-13 18 57 44 隠しトロフィーの内容を追加しておきました。 -- (名無しさん) 2011-10-18 22 26 27 gj -- (名無しさん) 2011-10-24 19 08 02 チェックインとアサルトチェインマスターのトロフィーはどのミッションでもらえるんだろうか。巨大ホテル・・・。 -- (名無しさん) 2011-10-26 12 07 06 箱の方だが、実績解除wikiのACAHのページに載ってる -- (名無しさん) 2011-10-26 19 04 33 チェックインはドバイだよ 見ただけでわかると思うから後は探して -- (名無しさん) 2011-10-27 08 47 47 ↑の者だがアサルトチェインマスターはブルーオンブルー(?) 最初のTGTが出てくる所でOK -- (名無しさん) 2011-10-27 09 35 30 チェックインがわからない人は、「ドバイ アトランティス・ザ・パーム」 あたりでググると幸せになれるかも。 -- (名無しさん) 2011-10-27 13 35 54 オールラウンダーのとり方が分かりません誰か教えてください。 -- (名無しさん) 2011-10-29 23 47 13 説明書読んだらわかるのでは? -- (名無しさん) 2011-10-30 00 38 20 正確には全部のマップ取れてるの(たぶん)にトロフィーが反映していないのです。 他の人も同様なことありますか? -- (名無しさん) 2011-10-30 14 57 03 上のものです。すいません僕の勘違いですMVPをマップと置き換えてしまって間違えました。ごめんなさい。 -- (名無しさん) 2011-10-30 14 59 37 俺はいつの間にか取れてて(右上に表示されなかった)トロフィーを比較の所見たらわかると思うよ わかりにくかったらごめんなさい -- (名無しさん) 2011-10-31 11 58 25 おかげさまで熟練パイロットを残すのみになりました。 どうにか50時間飛びます(笑) -- (名無しさん) 2011-11-01 00 06 01 ナイスセーブは味方をDFMで倒そうとしている敵にDFMをしかけて倒せば解除 遠距離からミサイルで倒しても解除はされない -- (名無しさん) 2011-11-04 02 42 28
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アイマス×Gジェネ魂 第二部-『SDガンダム Gジェネレーションスピリッツ』 ●ジオン軍登場人物 ジオン愚民党天海春香 三浦あずさ 秋月律子 菊地真 萩原雪歩 双海亜美 双海真美 水瀬伊織 高槻やよい P(ニムバスP) 社長(高木准将) 音無小鳥 マーク・ギルダー イワン・イワノフ レイチェル・ランサム エルフリーデ・シュルツ ケイン・ダナート デニス・ナパーム 海原 野比田 脛男 邪意暗 おやっさん 紳士服仮面 クロブチ 技術士官 キリマンジャロ兵 下僕下僕(技術担当) 戦闘下僕 デラーズ・フリートエギーユ・デラーズ アナベル・ガトー シーマ・ガラハウ デトローフ・コッセル その他ノイエン・ビッター グレッグ・マイン ラナロゥ・シェイド ●地球連邦軍登場人物 961遊撃部隊(旧961隊)ブランド・フリーズ ブラッド ギルバート・タイラー ニキ・テイラー パメラ・スミス ビリー・ブレイズ ノーラン・ミリガン バイス・シュート G4実験部隊(新961隊)黒井中佐 我那覇響 四条貴音 アルビオン隊コウ・ウラキ チャック・キース サウス・バニング ベルナルド・モンシア アルファ・A・ベイト チャップ・アデル エイバー・シナプス ジャクリーヌ・シモン その他アル・アルハザット グリーン・ワイアット ●フォンブラウン登場人物如月千早 星井美希 フォンブラウン市長 オサリバン ●用語グワティン[タグ][コメント] スターバストメモリー[タグ] そんなにでかい亜美がいるか[タグ][コメント] ドム・バインバインニヒツ、ドム・ボインニヒツ[コメント] ドリルグ にせガンダム[タグ][コメント] ニムバスP(EXAM搭載)[タグ] 民兵 アイマス×Gジェネ魂 第二部-『SDガンダム Gジェネレーションスピリッツ』 第一部(1~30話 Part1・Part2)にも登場した人物は、能力値とCVを省略。 ●ジオン軍登場人物 ジオン愚民党 ザビ家亡き後のジオンの中核となるも完全に人心を掌握できたわけではなく、一部の離反を許している。 天海春香 ジオン愚民党総帥。 ノーマルスーツと制服の色は赤(制服は開襟)。 演説時はハマーン・カーン(ガンダムZZ版)の服装。 千早から銃を向けられるが、彼女と美希の失踪を許している。 デラーズが亡きギレンへの忠誠を盾に親衛隊長就任を拒んだことも許すばかりか、彼の立案した「星の屑」作戦への愚民党の協力を約束した。 しかしデラーズが「星の屑」の真の目的を隠していると感じ、シーマにデラーズ艦隊の監視を命じる。 三浦あずさ 搭乗機体はドム・バインニヒツのようなリック・ドム(OP、39話)。 制服の色は紫。 愚民党本部で春香のサポートを行うが、春香と千早・美希が仲違いした事を心配する。 コンペイ島襲撃にはドム・バインニヒツのような機体で参加している。 秋月律子 搭乗機体はザンジバル(OP、31話、39話)。 制服の色は緑(制服は開襟)。 ガンダム奪取実行部隊の支援を行う。 春香と千早・美希が仲違いした事を伊織達には伝えなかった。 菊地真 搭乗機体はゾゴック(ナックルシールド装備)(31~32話、36話)。 制服の色は黒(制服は開襟)。 シャークマウスと左肩に丸囲みした「真」のエンブレムを施した専用ゾゴック(試作二番機・緑色)に搭乗。 萩原雪歩 搭乗機体はドリルグ(31~32話、36話)。 制服の色は白。 双海亜美 搭乗機体は「にせガンダム」(OP、31~32話、35~36話)。 制服の色は黄色。31話OPでは何故かヤザン・ゲーブル(ガンダムZZ版)の格好であった。 双海真美 搭乗機体は「にせガンダム」(OP、31~32話、35~36話)。 制服の色は黄色。31話OPでは何故かヤザン・ゲーブル(ガンダムZZ版)の格好であった。 「にせガンダム」と連邦の新型ガンダムの色が違ったらどうするのかを技術士官に聞いたが笑ってごまかされた。 X年後(具体的な年数は不明)、特別任務で出向中のやよいに代わりジオンのHLV囮作戦を教壇で講義する。ネオ・ジオン(CCA)の制服を着ている事から、ジオンの士官学校で教官(戦史担当)を勤めていると思われる。やよいほど甘くは無いらしい。 水瀬伊織 搭乗機体はグフ(ピンク色、OP、31話OP、33~36話)。 制服とノーマルスーツはピンク。ヘルメットは「うさちゃん」を模したデザイン。 春香と千早・美希が仲違いした事を知らない。 残念ながら機体が不足していた為ガンダム強奪には加われず、キリマンジャロ基地で留守番をすることになったが、専用グフがようやく完成しアスマラ基地のMS工場防衛に向かう。 アフリカ大陸で下僕増殖中。アスマラ防衛戦後の彼女の演説を機にアスマラ基地周辺を防衛するジオン傘下の民兵組織が発足している。 高槻やよい 搭乗機体はドワッジ改(キャノン付・OP、31話OP、34~36話)。 ノーマルスーツの色はオレンジ。制服は他のアイドルとは別デザインになっている。元ネタはメイ・カーウィン(CV:仁後真耶子。声優つながり)。 春香と千早・美希が仲違いした事を知らない。 残念ながら機体が不足していた為ガンダム強奪には加われず、キリマンジャロ基地で留守番をすることになったが、機体がようやく完成しアスマラ基地のMS工場防衛に向かう。 X年後(具体的な年数は不明)、連邦の2号機捜索の背景と状況を教壇で講義する。ネオ・ジオン(CCA)の制服を着て連邦を「敵」と呼んでいる事から、ジオンの士官学校で教官(戦史担当)を勤めていると思われる。 P(ニムバスP) 31話現在、未だ意識不明。 社長(高木准将) 搭乗機体はグワジン(33話、39話)。 サイド4宙域で艦隊を指揮。 音無小鳥 搭乗機体はザンジバル(31話、39話)。 制服はジオン一般兵のもの。 ザンジバルのオペレーターを務める。 「ここは年長者の私達が付いててあげないと…」と律子、あずさと共に春香を気遣う。 マーク・ギルダー 搭乗機体はユーコン(32話)、ギャロップ(35話)、ドム・トローペン(36話)。 キリマンジャロ基地に戻り、部下と再会する。 部下であるキリマンジャロ兵の相変わらずのノリの良さに「本国との雰囲気の違い」を考えさせられるが、彼らが全く自重しないので、ガトーを迎える時は引っ込んでいるように言った。 技術士官が是非使えというので、にせガンダムの作戦投入を決定(彼の技術は認めている)。 赤い彗星に関しては「一度も勝っていないんだよ」と酷評。 亜美からイワンマスクを渡され、無駄に付け心地が良い事を知る。亜美から似合うと言われるが、嬉しくなかった。 イワンの感の良さも認めている。 イワン・イワノフ 搭乗機体は「にせZガンダム」風のズゴック(31~32話、35~36話)。 第二部オープニング「MEN OF DESTINY(0083のOP)」を歌った。 地上での特殊任務であり搭乗する機体が水陸両用機ベースということもあって、再び特殊部隊スーツ(赤鼻スーツ)を着用。水陸両用機に乗ることに憧れており、その夢が叶った事を喜ぶ。 連邦の新型ガンダムが「にせガンダム」と同じ色で塗られることを予測する。 キリマンジャロ兵が伊織達に夢中な中で亜美、真美一筋であることを明言して彼らの輪に加わらなかった。 水陸両用機の為か、ガンダム強奪には加わらずにユーコンの護衛を行った。 亜美に自分の顔のマスクを被らせ自身は亜美の格好をした為に、ユーコン艦内で真にミンチにされる(要モザイク)。 上陸時に風が傷口にしみるが、「痛いって事は生きてる証拠だよ」と真に言われて、自分は生きてる幸せを感じているのだと納得。 レイチェル・ランサム 搭乗機体はドワッジ(キャノン付・OP、31話OP、34~36話)。 残念ながら機体が不足していた為ガンダム強奪には加われず、キリマンジャロ基地で留守番をすることになったが、機体がようやく完成しアスマラ基地のMS工場防衛に向かう。 エルフリーデ・シュルツ 搭乗機体はザンジバル(39話)。 問題を起こした紳士服仮面を引き取った後、サイド4の高木艦隊と合流。 紳士服仮面達の腕前は認めている。 ケイン・ダナート 搭乗機体はリック・ドム(39話)。 「男なら剣一つで十分」とヒート剣のみを装備。 デニス・ナパーム 搭乗機体はリック・ドム(39話)。 海原 ジオン軍少将で、春香の側近を務める。 デラーズが手の内を明かさないことに不信感を抱く。 野比田 搭乗機体はゲルググJ(元・千早機)(OP、33話、39話)。 ノーマルスーツ及びヘルメットは0080、0083仕様。 脛男 搭乗機体はゲルググキャノン(元・やよい機)(OP、33話、39話)。 ノーマルスーツ及びヘルメットは0080、0083仕様。 邪意暗 搭乗機体はゲルググM(元・真機)(OP、33話、39話)。 ノーマルスーツ及びヘルメットは0080、0083仕様。 3人のリーダー格。 おやっさん 野比田、脛男、邪意暗に自分の機体ぐらい自分で見るように言う。 紳士服仮面 搭乗機体はリック・ドム(薔薇装備)(39話)。 開戦前夜に「タキシードを着た男が小学校を一日中覗いている」という通報を受けた警察に拘束され、エルフリーデによる身元引き受けの後で二週間の謹慎処分を受ける。 クロブチ 搭乗機体はリック・ドム(39話)。 第一部に登場したメガネ艦長の息子で、ア・バオア・クーで765隊に編入された学徒兵の1人。 艦長のフルネームがクロブチ・メガネであったので、恐らく正確にはクロブチJr.だと思われる。 技術士官 ジオンの技術士官で「星の屑」に投入される特殊MSの改造を手がける。 「にせガンダム」の色と奪取した新型ガンダムの色が違ったらどうするのかを真美から聞かれたが答えることができず、笑ってごまかした。 キリマンジャロ兵 搭乗機体はマゼラアタック、大型スピーカーを搭載したマゼラベース、ヒルドルブ、ドム(36話) キリマンジャロ基地配属のジオン兵。 陥落したオデッサやカリフォルニアの脱出組も加わり、更に(色々な意味で)強力な部隊となったようである。 まこりん達にマゼラアタックでの活躍を見せようと張り切るが、「戦車隊(として)の出番は無い」とマークに言われる。 真を「まこりん」と呼ぶあたり、まっこまこにされていたかに見えたが、「いおりん」と「やよいちゃん」(とレイチェル)を大喜びで迎えた(あくまでもガトーはおまけ)。 キリマンジャロを攻撃する連邦兵を迎え撃つ為、「カラフルデイズ作戦(スピーカーで歌を流し、カラフルな煙幕を張ってから攻撃)」を発動。ジム部隊に効果はあったが響と貴音には通用せず、ヒルドルブを含む車両の一部とドムを失っている。 下僕 伊織個人に忠誠を誓う兵士。 文字通り召使的存在から戦場で部下として戦う者まで、多くの下僕が存在する。 ジオン兵が中心であるが、民兵にも存在すると思われる。 下僕(技術担当) 伊織の下僕と化したジオン整備兵。 伊織、やよい、レイチェルの機体の組み立てを行う(プラモ方式)。 戦闘下僕 伊織の下僕と化したジオン兵のうち、戦闘に加わる者を指す。 伊織に従って戦闘に参加する。 デラーズ・フリート 独立の意志を「歪めた」愚民党を快く思わず、サイド5の暗礁空域に建設された基地「茨の園」を本拠地としている。 エギーユ・デラーズ ジオン軍大佐。元・親衛隊指揮官。 ギレン・ザビの信奉者であり、春香から親衛隊長に就任するよう求められるが拒否する。 しかし春香から亡きギレンへの忠誠を貫くことを許され、彼の立案した「星の屑」作戦への愚民党の協力も得ることができた。 「貴公の命、ワシが預かる!」 (初期値)射撃 25 格闘 12 反応 25 覚醒 0 指揮 14 通信 5 操舵 4 整備 5 魅力 9 CV:小林清志 アナベル・ガトー 搭乗機体はGP-02Aサイサリス(32話、39話)、コムサイ(36話)。 ジオン軍少佐。 ガンダム奪取部隊のメンバーとしてアフリカに降下してキリマンジャロ基地に向かうが、アイドル(子供)がエース部隊の中核であることに困惑気味。 GP-02A奪取に成功し、キンバライト基地到着時に765隊の戦い振りを称えるが、最後までイワンの力量を計れなかった。 HLVを囮にしてGP-02Aと共にコムサイで宇宙に上がった。 原作通りGP02Aによる核攻撃を成功させる。 シーマ・ガラハウ 搭乗機体はリリー・マルレーン(37話、40話)、ガーベラテトラ(40話)。 ジオン軍中佐。海兵隊指揮官。 春香にデラーズの監視を命じられてデラーズ艦隊に合流。 「小娘に使われるのは癪だが、私らに接触してきた連中の中では一番話が分かる」「私らのようなタイプとの付き合い方も心得ているようだし、油断ならない相手だよ」と春香を評価。 コンペイ島襲撃時はモロタ沖で別行動を取り、輸送中のコロニー2基の占領に成功。計画通りコロニー1基を月に向けるが月面都市軍の抵抗を受ける。 「このシーマ様の上前を撥ねようってのかい!?」 (初期値)射撃 26 格闘 25 反応 24 覚醒 0 指揮 11 通信 5 操舵 5 整備 5 魅力 8 CV:真柴摩利 デトローフ・コッセル 搭乗機体はリリー・マルレーン(37話、40話)。 ジオン軍大尉。リリー・マルレーンの艦長で、シーマの副官。 「帰りやしょう、俺達のふるさと、マハルへ!」 (初期値)射撃 15 格闘 8 反応 15 覚醒 0 指揮 8 通信 5 操舵 6 整備 5 魅力 5 CV:掛川裕彦 その他 ノイエン・ビッター ジオン軍少将。キンバライト鉱山基地司令。 GP-02Aを奪取したガトー一行を受け入れる。 打ち上げの為に用意したHLVを連邦のEz-8(狙撃用ライフル装備)に打ち落とされるがこれは囮で(中身は閃光弾)、その隙にガトーとGP-02Aをコムサイで打ち上げた。 「勝ったぞ…星の屑に栄光あれ!」 射撃 23 格闘 23 反応 22 覚醒 0 指揮 13 通信 7 操舵 6 整備 7 魅力 8 CV:池田勝 グレッグ・マイン 搭乗機体はドム(マシンガン、ナックルシールド装備、36話)。 アフリカで連邦と戦う傭兵で、ラナロゥとコンビを組む。 ジオンが放出したドムを入手。 GジェネレーションFからの登場。Gジェネレーションスピリッツには未登場のキャラ。 「迂闊な青二才が!戦場の現実ってモンを教えてやるよ!」(GジェネFにて) (初期値)射撃 14 格闘 13 反応 10 覚醒 なし 指揮 2 通信 1 操舵 1 整備 2 魅力 3(GジェネFにて) CV:なし ラナロゥ・シェイド 搭乗機体はドム(ヒートホーク、連邦シールド装備、36話)。 アフリカで連邦と戦う傭兵で、グレッグとコンビを組む。 ジオンが放出したドムを入手。 「おっと!逃がしはしないぜ!この俺の前に出たんだからな!」(Gジェネ魂にて) 「格の違いってやつをキサマに教えてやる!!」(GジェネFにて) (初期値)射撃 14 格闘 14 反応 18 覚醒 0 指揮 2 通信 2 操舵 2 整備 2 魅力 11 CV:中井和哉 ●地球連邦軍登場人物 961遊撃部隊(旧961隊) 母艦であったグレイファントムも上層部に取り上げられ、マドラス基地で「飼い殺し」状態になっていたが、黒井から受け取った「上からの命令書」により、月のアナハイム社に出向することになった。 ブランド・フリーズ 搭乗機体はサラミス(40話)。 旧961隊司令。 トリントン基地で新兵訓練の任に当たっていたブラッドから、新型ガンダムに関する報告を聞く。 ギルバートがブラッドを襲ったのを見て「押し倒しなさいっ!」と声を上げる。 黒井の事が気に入らず、彼と話す時は適当にあしらっていたが、彼が去った後でパメラに塩を撒くように言う。 フォンブラウンにあるバーのオーナーでもある。 千早の話を聞いて旧961隊と共に協力を申し出るが、正式な艦長を脅して横取りしたサラミスに乗艦する。 ブラッド 搭乗機体はジム・カスタム(32話、38話、40話)。 休戦期間中はトリントン基地で新兵(コウ、キース達)の訓練を担当し、コウの筋の良さを評価する。 実戦で運用するには面倒が多いという理由で、新型ガンダムには興味を持てなかった。 後任のバニング大尉に訓練教官を引き継いで961隊に戻る予定であったが、GP-02Aの強奪を受けた為に、バニング着任まで追撃部隊の指揮を執る。 イワンは戦友であったが、「立派」かどうかは疑問。 バニング着任後、961隊に復帰。しかし部隊はほぼお払い箱状態にされており、挙句の果てに酔っぱらったギルバート・タイラーに絡まれ……その後丸1日引きこもってしまった。 模擬戦後、イワンの敵である千早に食って掛かるが、彼女の説明を聞いてあっさり納得。 ギルバート・タイラー 搭乗機体はジムコマンド(緑、40話)。 休戦が終わったのに戦闘に参加できずマドラス基地で昼間から飲んだくれていたが、ブラッドが戦闘に参加したことを知り、彼に襲い掛かる(要モザイク)。 両刀疑惑浮上。 飲みすぎて寝ていた為に模擬戦に参加できなかった。 ニキ・テイラー 搭乗機体はジム・カスタム(38話)、サラミス(40話)。 ギルバートがブラッドを襲ったのを見て「なかなか興味深いですね」と笑みを浮かべる。 腐女子疑惑浮上。 月面都市軍のMSが足りない為にサラミス2番艦の艦長となる。 パメラ・スミス 搭乗機体はサラミス(40話)。 階級は曹長。 ギルバートがブラッドを襲ったのを見て「うわっ、汚い……」とドン引き。 ブランドから黒井の評判を聞いて、彼に不快感を抱く。 可愛い顔して結構毒舌である。 ブランド艦のオペレータを務める。 ビリー・ブレイズ 搭乗機体はサラミス(40話)。 ブランドの店が女の子のいる店でなかった事を残念がるが、パメラやノーランは眼中に無いらしい。 ニキ艦の操舵を務める。 ノーラン・ミリガン 搭乗機体はジム・カスタム(40話)。 突っ込み役は第二部でも健在で、パメラにさらっと酷い事を言われて心の中で悪態を吐く。 バイス・シュート ブランドの元部下であったが戦闘で負傷し、退役後はフォンブラウンにあるブランドのバーのマスターを勤める。 その一方でフォンブラウンの情報収集も行っている。 GジェネレーションFからの登場。Gジェネレーションスピリッツには未登場のキャラ。 「さ~てと♪オレ様の腕前を見せてやっかな♪」(GジェネFにて) (初期値)射撃 12 格闘 13 反応 13 覚醒 なし 指揮 3 通信 3 操舵 2 整備 6 魅力 5(GジェネFにて) CV:なし G4実験部隊(新961隊) ガンダムNT-1が開発中に大破した為にGPシリーズに遅れを取ったが、GP-02Aの強奪を機に開発の遅れを取り戻そうとしている。 旧961隊が使っていたグレイファントムを受領し、新961隊となった。この時にしっかりと艦を黒く塗っている。 コンペイ島襲撃時は、ア・バオア・クー攻略予定のワイアット艦隊と合流する予定であったが、機体の調整が遅れている事を理由にルナツーで待機していた。 黒井中佐 搭乗機体はミデア(黒色・34話)、グレイファントム(黒色・35~36話)。 実験部隊(新961隊)の指揮官。 将兵の命よりも機体と戦闘データを重視する男。 ブランド曰く「上へのゴマのすり方が異常にうまい男」「実務能力も優秀」。 旗色の悪かった戦争初期は後方でゴマすり、優勢になってから手柄を立てる為に動き出したらしい。 キリマンジャロ基地攻撃に加わることでコーウェン派に恩を売ろうとする一方で、作戦の失敗を願う。 何者からかコンペイ島襲撃の情報を得ていた。 我那覇響 搭乗機体はRX-78 NT-1アレックス(OP、34話、36話)。 黒井によって選抜された実験部隊のパイロット。 NT-1の戦闘データ収集の為にアスマラ攻撃に加わり、伊織達と交戦する。 その後はキリマンジャロ基地攻撃に参加。他の部隊を盾にしてデータの収集を命じる黒井に不満を抱くが、反抗はできなかった。 四条貴音 搭乗機体はジムキャノンII(OP、34話、36話)、ネティクス(OP)。 黒井によって選抜された実験部隊のパイロット。 NT-1の戦闘データ収集の為にアスマラ攻撃に加わり、伊織達と交戦する。 その後はキリマンジャロ基地攻撃に参加。 アルビオン隊 ガンダム開発計画の一環として、オーストラリアにある連邦軍のトリントン基地に寄港するが、GP-02Aの強奪を受けて追撃を行う。 コウ・ウラキ 搭乗機体はGP-01ゼフィランサス(32話、36話)。 トリントン基地で訓練を受けていたが、GP-02Aの強奪を受けた為に追撃に加わる。 キンバライトで雪歩のドリルによってGP-01の右腕を破壊される。 「これでもボクは………連邦の士官だッ!!」 (初期値)射撃 22 格闘 22 反応 24 覚醒 0 指揮 8 通信 6 操舵 6 整備 6 魅力 8 CV:堀川りょう チャック・キース 搭乗機体はジム改(32話、36話)。 トリントン基地で訓練を受けていたが、GP-02Aの強奪を受けた為に追撃に加わる。 ガトーはともかく、春香と千早の通り名は知っていた。 何故か驚いた顔(弱気)が多い。顔芸武将かお前は。 「うわあぁぁッ!!来るなッ!来るなーッ!!」 (初期値)射撃 15 格闘 16 反応 15 覚醒 0 指揮 5 通信 4 操舵 3 整備 4 魅力 7 CV:山田義晴 サウス・バニング 搭乗機体はジム・カスタム(36話)。 コウ、キース達の上官。 GP-02Aの追撃には間に合わなかったが、ブラッドから追撃任務の引継ぎを受ける。 「迷いのあった方が負ける!それが戦いの掟だ!」 (初期値)射撃 21 格闘 21 反応 23 覚醒 0 指揮 10 通信 6 操舵 7 整備 6 魅力 8 CV:菅原正志 ベルナルド・モンシア 搭乗機体はジム・カスタム(36話)。 アルビオン配属のMSパイロットでバニングの部下。 コウがガンダムに乗ることが面白くない。 ベイトやアデルにおちょくられ、バニングに頭が上がらない。 「『敵を知り、己を知れば百姓一揆』って言うだろうが!」 射撃 18 格闘 18 反応 16 覚醒 0 指揮 5 通信 5 操舵 5 整備 5 魅力 4 CV:茶風林 アルファ・A・ベイト 搭乗機体はジム・カスタム(36話)。 アルビオン配属のMSパイロットでバニングの部下。 「ったれ!飯食う暇も無いのかよ!」 射撃 19 格闘 19 反応 19 覚醒 0 指揮 10 通信 5 操舵 5 整備 5 魅力 7 CV:戸谷公次→今村直樹(Gジェネ魂) チャップ・アデル 搭乗機体はジムキャノンII(36話)。 アルビオン配属のMSパイロットでバニングの部下。 「『敵を知り、己を知れば百戦危からず』ですよ」 射撃 18 格闘 16 反応 17 覚醒 0 指揮 6 通信 5 操舵 5 整備 5 魅力 7 CV:幹本雄之 エイバー・シナプス 搭乗機体はアルビオン(35~36話)。 連邦軍大佐。アルビオン艦長。 GP-02A追撃の指揮を取る。 「四面楚歌か。これから先、何が起こるのか…」 (初期値)射撃 20 格闘 10 反応 20 覚醒 0 指揮 13 通信 3 操舵 5 整備 4 魅力 7 CV:大塚周夫 ジャクリーヌ・シモン 搭乗機体はアルビオン(35~36話)。 アルビオンのオペレータ。 「あ~あ。嫌になっちゃうのよね、パイロットって」 射撃 8 格闘 8 反応 8 覚醒 0 指揮 2 通信 13 操舵 3 整備 2 魅力 8 CV:荒木香恵 その他 アル・アルハザット 搭乗機体はジム・カスタム(36話)。 アフリカで伊織達と傭兵のグレッグ、ラナロゥと交戦。彼女達が手ごわい為、距離を置いて慎重策を取る。 GジェネレーションFからの登場。Gジェネレーションスピリッツには未登場のキャラ。 「ワレ敵に肉迫せり!これより一刀両断にする!」(GジェネFにて) (初期値)射撃 11 格闘 12 反応 7 覚醒 なし 指揮 4 通信 3 操舵 3 整備 3 魅力 4(GジェネFにて) CV:なし グリーン・ワイアット 搭乗機体はバーミンガム(39話)。 ア・バオア・クー攻略艦隊の指揮を執っていたが、愚民党艦隊の陽動とGP02Aの核攻撃を受けてコンペイ島で艦隊ごと消滅した。 原作ではシーマの切り崩しを図ったりMSの有効性を理解しているなど決して無能な人物ではなかったのだが、ギレンの野望やGジェネレーションでは能力値が低く、無能な連邦上層部の象徴の1人となっている。 余談だが、彼の座乗したバーミンガムにはMS搭載能力は無いのだが、GジェネシリーズではMSを搭載する事が可能となっている。 「紳士は時間に正確でないとな」 射撃 18 格闘 8 反応 18 覚醒 なし 指揮 5 通信 1 操舵 1 整備 1 魅力 4 CV:田中秀幸 ●フォンブラウン登場人物 如月千早 搭乗機体はジム・カスタム(青・OP、38話、40話)。 ジオン時代の制服の色は青(制服は開襟)。移籍後のノーマルスーツも青。 国の力でPの復讐に走ろうとする春香の方針を私闘であると断じて銃を向けてまで説得しようとするも失敗、ジオンの中にいても春香を止めることが出来ないと悟り、美希と共に失踪(ジオン愚民党側では脱走兵扱いにされている)。 反愚民党を掲げるフォンブラウンに協力する事を決定する。 模擬戦でニキ・テイラーと再開する。 相手が強すぎたか、機体の左腕を失いながらも月に向かうコロニー内部への侵入に成功するが、アナハイムによってコロニーは地球へと向かい始めた。 星井美希 搭乗機体はジム・カスタム(黄緑若しくは金色・OP、38話、40話)。 ジオン時代の制服の色は黄緑色。移籍後のノーマルスーツも黄緑色。 国の力でPの復讐に走ろうとする春香の方針に反発した千早に従い、失踪(ジオン愚民党側では脱走兵扱いにされている)。 戦闘以外の大半はゆとり状態で眠っている。 反愚民党を掲げるフォンブラウンに協力する事を決定する。 フォンブラウン市長 名前の通りフォンブラウン市長。 地球連邦との和平を求める愚民党に協力したが、愚民党が休戦後に方針を撤回して徹底抗戦を唱え、抗議に対して圧力をかけてきた為に反愚民党を宣言し抵抗運動を始めた。 一部の元ジオン将兵とアナハイム社の協力を得ることで一応軍を編成することができたが、愚民党及びデラーズ・フリートと戦うには心許ない戦力であった。 オサリバン アナハイム・エレクトロニクス社常務。 デラーズ・フリートと結託して、月に向かうコロニーをレーザー推進で地球に向かわせた。 ●用語 グワティン[タグ][コメント] 高木准将の乗艦するグワジン級宇宙戦艦に視聴者が付けた名前(今のところ作者公認ではない)。 語呂が良く社長らしいということで他の視聴者にも好評であった。 スターバストメモリー[タグ] 「第二部における如月千早を中心に見た際のサブタイトル」として付けられたタグ。 元ネタは「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」から。 そんなにでかい亜美がいるか[タグ][コメント] 亜美の格好をしたイワンに浴びせられたタグ、コメント。 元ネタは『北斗の拳』のケンシロウの台詞「そんなでかいババアがいるか」から。 ドム・バインバインニヒツ、ドム・ボインニヒツ[コメント] あずさの機体に視聴者が付けた渾名。彼女が乗るリック・ドムはドム・バインニヒツに似た機体である。 脚部を廃してスラスターに換装し背中にもスラスターを装備した高機動型機で、武装はビームサーベル、多連装ミサイル、ジャイアント・バズ(若しくはラケーテン・バズ)である。 ドリルグ ドリル装備の雪歩専用ゲルググの愛称であったが、第二部からは正式名称となったようである。 左肩に雪玉のエンブレムあり。 元々陸戦機であった為、「星の屑」作戦時は武装変更が無く重力下仕様の改装のみを行った。 にせガンダム[タグ][コメント] 「星の屑」作戦で連邦のガンダムタイプを奪取する際に追撃部隊撹乱の為に、ガンダムカラーと角飾りを施した特殊MS(機体性能の変化は無し)。 亜美と真美はMS-06ザクII、イワンはMSM-07ズゴックに搭乗。イワン機はアンテナ形状以外は「にせZガンダム」を彷彿させる。 MS-06に偽装を施しただけの機体であるにもかかわらず、亜美真美は連邦のGP-01をはじめとする連邦の新型MSを翻弄している。 余談であるが、にせガンダムと同じくSDガンダム出身である武者ガンダムとナイトガンダムはGジェネレーションF・NEOにMSとして登場している(但し、参戦作品は「SDガンダム英雄伝」扱いで、同作においても「人が乗る」)。 ニムバスP(EXAM搭載)[タグ] ニムバスPは戦闘シーンの編集にも定評があったが既存の戦闘CGの切り貼りでは満足できなくなったのか、39話からはMSや艦船、コロニーまで自作のCGを使うようになった。そのクオリティの高さに驚いた視聴者が付けたタグの一つがこれである。 民兵 アフリカ大陸は部族主義的傾向を持つ地方政府が多く、民族自決を唱える反地球連邦運動も盛んな地域であった。 そこでジオンは、彼等と結託する事でアフリカの制圧に成功した。 ジオン公国からジオン愚民党政権に変わってもその傾向は変わらず、ジオンに協力する民兵組織や傭兵がアフリカには多数存在している。 原作では、ZZに「青の部隊」等のゲリラが登場した。 名前 コメント
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曲順表です。 ギター緑:Marshall使用 ギター橙:JC-120使用 順 開始時間 曲名 Vo1 Vo2 Vo3 Gt1 Gt2 Ba Dr Key1 Key2 14 00 準備 1 14 20 キラメキラリ りも みぃ まみみ ゅぅゃ ラピス かずきち アニキ にーちん 2 14 30 Do-Dai みるふぃ カエデ キリマ どりる。 かずきち まみ にーちん 3 14 40 Go My Way!! みこ まうみ みるふぃ ういんぐ える KAZ(和) まみ にーちん わんだー 4 14 50 団結 まみみ まうみ みこ nnaro KAZ(和) まみ 210 5 15 00 フタリの記憶 カエデ なかむ~司令 A-sh@律子の馬車馬 リクサキナオト 6 15 10 Colorful Days みこ 山田 カエデ れん 悠太 じゃりぃ しおん 7 15 20 空 みぃ みこ まみみ ULysse 悠太 鷹也 8 15 30 inferno 山田 キリマ りも ゅぅゃ かずきち 鷹也 にーちん 9 15 40 I Want 琳 りも なとり どりる。 える McCoy 鷹也 10 15 50 オーバーマスター なとり カエデ 山田 ゅぅゃ McCoy 鷹也 耳 11 16 00 迷走Mind りも 山田 みぃ nnaro 悠太 ラピス まみ 12 16 10 relations なとり みこ まみみ かの れん KAZ(和) なかむ~司令 しおん 13 16 20 my song りも みるふぃ ゅぅゃ かずきち なかむ~司令 リクサキナオト 14 16 30 shiny smile まみみ 山田 カエデ ゅぅゃ McCoy かずきち リクサキナオト 16 40 片付け 17 00 撤収完了 ※敬称略